ギャラリー・アビィ作家列伝2014（その24）

○稲妻タカオさん（今期2回出展）



いつも強烈なビジュアルの写真を何枚も敷き詰めて展示するスタイルが特長的な稲妻さん。しかし今年はその作風がちょっと変わったような感じがありました。

ー今年の写真活動はいかがでしたか？

今年は花と空をよく撮りました

ー今までけっこうエグいのを撮ってたのに、なんでまた？

知人がやっているお店で飾る写真を頼まれていて、季節ごとに入れ替えてるんですよ。で、それが「優しい感じの写真」っていうリクエストで（笑）

それは自分の世界にはないなぁ・・・と思いつつ、新しいチャレンジのつもりで取り組んでいるんです。

そんなわけで撮っている物はすっかり変わりましたが、レタッチで派手に色を出すやり方は自分の世界を残してるつもりです。そういう点でこれまでと同じ感覚の作品だと思います。

ーそれでは今期お気に入りの展示を１つあげてください。

「トイカメラセッション展2014」の作品です。

「それぞれに輝く」

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それでは、稲妻さんの出展作品にご期待ください！

ギャラリー・アビィ作家列伝2014（その23）

○佐藤 柊さん（今期８回出展）



昨年４月に個展「巡る流体」を開催の佐藤さん。今年は企画展で動画作品を出展したりで、いろいろな表現方法に挑んでおられます。

ー今年の写真活動はいかがでしたか？

去年のフォトウォークでのlomokino作品や、昨年のオールスターズにiphoneで出展した時に、『何の機材で撮っても自分の作品に起こせる手応え』が得られたことで、今年は撮りたい時はカメラは何でもいいからとにかく撮ろう、って思って。結構ハイペースで撮ってた一年でした。

それと動画作品にも挑戦して、イメージを形にするという面で新たな表現を模索できた事も大きなステップだったかな、って思います。

来年は20代最後の年で実は個展も控えています。自分と向き合ってきた集大成的な展示をしたいです。今回のオールスターズの作品は、その入口みたいなイメージで作ってます。

ーそれでは今期お気に入りの展示を１つあげてください。

「雨展」の作品です。

「鳥影は、雨を泳ぐ夢を見た」

それでは、佐藤さんの出展作品にご期待ください！