プチ・アビィ:プレ展示終了しました
Date : 2010/09/30 Thu

本番に向けての設営のため、廊下のプレ展示を
本日9/30で終了しました。
ご覧頂いた皆様、ありがとうございます

傘付きの照明がビル側からNGになって、
廊下にもとからあるスポットライトでいくことにしますが、
このあたりだけが仕様変更で、あとは今のところ大丈夫そうです。

実際やり始めたら細かな変更を言われるかもしれませんが
なるべく元のコンセプトを崩さないように運営しますので
よろしくお願い致します〜
プチ・アビィ
再び、大きな写真に囲まれる
Date : 2010/09/28 Tue

まずは前開催「ナツいろ●5」が日曜日で無事に終了いたしました。
2週間のロング開催にたくさんのご来場をいただき、
まことにありがとうございました〜!

ナツいろ展の開催中に、気温はすっかり夏から秋に変わり
夜の帰り道は肌寒さも感じるほど・・・
この企画展のコンセプトにピッタリな季節感となりました。

「夏」という判りやすくて人気のあるテーマですが、
いざ取り組んでみると意外に難しいというこの企画・・・

今年のナツいろは、いかにも!と言ったものよりも、
モチーフのチョイスにそれぞれの工夫が見られ、
ちょっと変化球的な作品が多かったのが面白かったですね。

来年はどんな「ナツいろ」が集まるのでしょうか〜?
でもその前に、秋や冬や春がやってきます。
毎日のいろいろな変化を見逃さないように、
日々の写真生活を楽しんでください!

20100928-1.jpg

さて、本日から「でかフォト●2」が始まります〜!
3月に開催して大好評だった「でかフォト」が
早くもなんと今年2回目の登場です!

今回も前回同様に「写真で出来上がった部屋」のような
とても面白い空間にアビィが変身しました。
(上の写真、ハメコミ合成みたいですが、実写です!笑)

20100928-2.jpg

めったに見ない大型サイズの写真を目の前にして、
写真論的な難しいことをいろいろ考えたいところですが、
まあそういうことは抜きにして、「なんじゃこのデカさは!」と、
単純に驚くことの大切さを思い出してもらえたらと思います(笑)

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日曜日までの開催となっております。
パソコンの画面では絶対に伝わらないデカさですので
ひとりでも多くの方にご来場いただければ嬉しいです。

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みなさまのお越しをお待ちしております〜!
展覧会のこと
プチ・アビィ:プレ展示中です!
Date : 2010/09/25 Sat

プチ・アビィのオープンまであと10日間ほどになりました〜!
何もない状態の廊下がどんな展示場所になるのか、
想像がつきにくいと思いますので、プレ展示をしてみることにしました!

*本番運営に向けて9/30でプレ展示終了しました。
 ご覧頂いた皆様、ありがとうございます

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まずは今朝、東急ハンズでいろいろと材料を買いそろえまして・・・

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ごにょごにょ・・・ごにょごにょ・・・

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完成しましたっ!!

まだ本番用の展示ボードがない状態ですので、
今年のトイカメラ月間の自分の作品を展示してみました。

20100925-7.jpg

やはりライトが入ると、展示もグッとよくなりますね〜!

吹き抜け側の壁にある長椅子に座って眺めたら、こんなカンジ。

20100925-6.jpg

あくまでも簡易的な展示場所ですが、
そこで質と経験をどれだけ追求できるのか?それがコンセプト!

それにはまず、みなさんの作品が必要です!
オープニング展示「廊下と窓の写真展」は出展作家募集中!
ベテランの人も初心者の人も、
あたらしく始まるこの展示場所にぜひ参加してみて下さい〜!
http://petit.g-avi.com/rouka.htm

よろしくお願い致します〜!

(9/30追記)
傘付きの照明がビル側からNGになって、
廊下にもとからあるスポットライトを使うようになりました。
(今回用にせっかく作ったんですが、残念)

このあたりだけ仕様変更です。あとは今のところ大丈夫そうです。
実際やり始めたら細かな変更を言われるかもしれませんが
なるべく元のコンセプトを崩さないように運営しますので
よろしくお願い致します〜
プチ・アビィ
アートのこぶ〆にて掲載!
Date : 2010/09/24 Fri

関西にこの人あり!
1年間に1000の美術展を踏破する美術ライター・小吹隆文さんの
アートのこぶ〆」にて「ナツいろ5」をご紹介いただきました。

20100924.jpg

記事中の、小吹さんが気になった作家さんは、畑辰之さんですね〜!
美術鑑賞のプロもお気に入り!!よかったですね〜!
メディア掲載
カリフォルニアでの展示風景
Date : 2010/09/22 Wed

先日のアビィ日誌でもお知らせした、
カリフォルニア州サンタバーバラでの展示ですが
ホルガリミテッド社から会場風景の写真を送っていただきました。

こちらが展示会場の「Brooks Institute's Gallery 27」です。
「ブルックス写真専門学校」に併設されているギャラリーだそうです。

20100922-1.jpg

僕の作品をよくご存知の方には、このロングショットの写真からでも、
どこに展示されているかすぐにお判り頂けると思います(笑)

来場者の方が僕の作品をご覧いただいているところの写真です。

20100922-2.jpg

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世界的にはローカルな「大阪」という都市に暮らす僕の見た風景が
どんなふうに彼らの目に映っているのでしょうか。

それを想像すると、いろいろなことが自分にも見えてきます。

これらの作品をアメリカに送ったのは昨年の8月。
アメリカで巡回展示をすることが決まったのは6月頃のことで、
どういった作品を出すか、当初たいへん悩みました。

展示場所はもちろんアメリカ。観に来る人も大半がアメリカに暮らす人。
しかも10人の参加アーティストの中で日本人、というか、
アジアからの参加は僕だけで、あとはアメリカ人です。

この10人の中に僕がいることにどんな意味があるのだろうか?
なにかオリエンタルな題材のものを期待されているのか?
日本人が海外で展示をするにはそういう方向性が楽しんでもらえるのか?

いろいろな考えが渦巻いては寄り集まって
黒い影を僕の脳裏に落とし続けました・・・

なんだかんだと悩んだすえに、
その年の5月に開いた個展「イメージソング」から
4つの作品を抜粋して提出しました。

・川を渡る一羽の渡り鳥
・夕暮れの自宅キッチン
・古ぼけたマンションに咲く椿
・菜の花畑の河川敷

結局、いちばん大事なことは「自分本来のこと」であって、
海外だからといって、観衆のウケを狙って崩す必要はない、と。
自分の世界観がよく出ていると感じる作品を選んだのでした。

アメリカ人からすれば、たしかに見知らぬ国の風景ですが、
想像している「日本人が撮る風景」とは違うかもしれません。
そして僕の思い入れや撮影した意図、そんなことも、
言語や文化が違う世界ではまったく意味を成さないでしょう。

相手に合わせるのではなく、また、自分らしさを押し付けるのではなく、
ようするに、合うとか合わないとかではなくて、
ただたんに「観る人の目にそれがどう映った」のか?

その一点を知ることが、ほんとうに貴重な経験なのだと思います。

とくに、海外という、まったく違った環境の中で、
自分の写真作品が言語や文化や習慣の違いを越えて、
観る人の心を動かせるチカラがあるのかどうか、
そのことを考えるのが大事なのでしょう。

そしてそういう作品が時代を超えて語り継がれるのではないか・・・

僕の作品にそこまでのチカラが備わっているのかどうか?
それはまだ判りませんが、そのことに気づけたということだけでも、
昨年から始まったこのアメリカでの巡回展に参加してよかったと感じます。
海外での活動