光あふれる
Date : 2016/07/27 Wed

まずは前開催、菜美写真展「daily planet ―きっと明日も泣いたり笑ったりできますように―」が日曜日で終了致しました。
会期中、たくさんのご来場を頂き、ありがとうございます!

アビィ開業当時から出展頂いている菜美さん。
ついに4度目の個展開催となったわけですが、
その作品は「旅」をテーマにしつつも、
個展を重ねるごとに、軽やかに、
そして自由になっていると思います。

特に今回は、これまでの「場所」を軸とした構成から
「旅をする心情」といったところへシフトし、
その大きな変化が展示風景にも現れていました。

車窓の風景が全体の半分以上を占めるのが独特で、
そこに旅の風景でありながらも
「流転する日常」のようなものが垣間見え、
旅情や郷愁だけではない何かが
心に残る作品になったのだと感じます。

初個展の時から一貫して、2年に1度、個展を開催する菜美さん。
再来年はどんな「旅の空」の下に菜美さんがいるのか、楽しみです!
みなさんも菜美さんの次回作にご期待ください!


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さて本日からは「ひかり●5」が始まります。
不定期開催で2年ぶりの展示となる企画です。

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写真は「光」がないと撮れませんが、
しかし「光」そのものは目には見えず、
写すこともできない・・・そんな不思議な存在。

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当たり前であるがゆえに、実は難しいこのテーマ・・・!
今回は16名がいろいろな切り口で「ひかり」に挑みました!

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日曜日までの開催です!
みなさまのご来場をお待ちしております〜
展覧会のこと
旅と旅の日々
Date : 2016/07/20 Wed

まずは前開催「廃景●13」が
日曜日で無事に終了いたしました。
会期中はたくさんのご来場を頂き、
まことにありがとうございます〜!

今年は新規出展作家さんと
廃景展常連さんがバランスよく混ざり、
定員いっぱいの8名が集って
なかなかボリュームのある展示になりました。

また、廃墟写真ばかりではなく「廃墟的な」風景での出展が多く、
12年目にして本来の意味での「廃景」とでも言うべき、
今後のさらなる可能性を見いだせる展示風景だったと思います。

もちろんこのテーマは来年以降も続けていきますので
今後とも「廃景展」をよろしくお願いいたします!


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さて本日からは、企画展でお馴染み、菜美さんの個展!
「daily planet −明日もきっと泣いたり笑ったりできますように−
」が始まります!

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4度目となる個展は、お得意の車窓写真と旅の風景を織り交ぜて、
これまでの個展とまたひと味違った、
独特のテンポが聞こえてきそうな展示風景になりました!

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これは日本のどこかにある風景。
それは作者がその場所にいたという、確かな証でもあり、
菜美さんがなぜ旅に出て旅を撮るのかというモノローグなのかもしれません。

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これからの季節、何とも言えない旅情を呼び起こさせる作品です。
作者は日曜日に在廊予定です。
みなさまのご来場をお待ちしております。
展覧会のこと
廃れゆく光景を求めて
Date : 2016/07/13 Wed

まずは前開催・滝沢隼一写真展「家路の鏡」が
日曜日で無事に終了致しました。
ご来場いただいた皆様、プリントをお買い上げ頂いた皆様、
まことにありがとうございました〜!

東京の下町を舞台に撮影された作品ですが、
下町の風景を見せたいのではなく、
下町「で」撮った一種の心象風景のような、
そんな世界を淡々と丁寧に選んだ力作でした!

130万画素のトイデジカメの写真を
コンビニのカラーコピーで出力したというプリントも
夢の中に入る一歩手前のような独特の美しさがあり、
様々な試行錯誤を経て、磨き上げられた作品だと感じました。

週末は東京から在廊のためお越しいただき、
今後の創作活動へのさらなる意欲も伺っております。
みなさんも滝澤さんの次回作にぜひご期待ください〜!


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さて本日から「廃景●13」が始まります。
2005年の開業時から続く、伝統の企画展!
ついに13回目の開催です。

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ひとり壁半分を使うミニ個展形式。
今回は定員ピッタリ、8名による作品が集まりました。

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今年は「廃墟」よりも「廃れた風景」がメインな感じです。
新規の作家さんも加わって、
これまでの廃景展とは一味違った感じになってます。

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もちろん見ごたえタップリ!日曜日までの開催です。
みなさまのご来場をお待ちしております!
展覧会のこと
地図を描くように撮る
Date : 2016/07/06 Wed

まずは前開催・兒嶌秀憲写真展「辺りが暗くなってから」が
日曜日で無事に終了致しました。
会期中はたくさんのご来場を頂き、ありがとうございました〜!

大判8x10フィルムで空間を剥ぎ取るように写し撮った夜の風景。
その闇という物質の質量を感じさせる深度のある黒が
そこに佇む目には見えない何者かの気配を描き出していました。

ギャラリー運営をしながらの作品制作という中で、
夜に街を撮り歩くというスタイルを確立した兒嶌さん。
写っているものは夜の風景ですが、そこから描き出すものは、
実は様々なテーマを内包し、観るものを飽きさせません。

皆さんもぜひ、帝塚山・ギャラリーライムライトを訪れて、
作品制作に懸ける兒嶌さんの暑い流儀に触れてみてください!


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さて本日からは滝澤隼一写真展「家路の鏡」を開催します。
撮影合宿展やホルガエキスポなどでお馴染みの滝澤さん。
今回、満を持して、東京からの初個展です!

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トイデジタルカメラVQ1015entryで
自宅周辺を数年間にわたり撮り歩いた写真群から
48枚を選りすぐって展示します。

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30年近く住んでいる地元の街を
地図を描くような気持ちで淡々と撮ったという写真から
単なる下町スナップでは済まされない、一種独特な視点を感じます。

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作者は土日に東京から在廊いたします!
また土曜は19時半から持ち寄り制パーティーもありますので
どなた様もご自由にご参加下さい〜

それでは皆様、お見逃し無く!
展覧会のこと