地図を描くように撮る
Date : 2016/07/06 Wed

まずは前開催・兒嶌秀憲写真展「辺りが暗くなってから」が
日曜日で無事に終了致しました。
会期中はたくさんのご来場を頂き、ありがとうございました〜!

大判8x10フィルムで空間を剥ぎ取るように写し撮った夜の風景。
その闇という物質の質量を感じさせる深度のある黒が
そこに佇む目には見えない何者かの気配を描き出していました。

ギャラリー運営をしながらの作品制作という中で、
夜に街を撮り歩くというスタイルを確立した兒嶌さん。
写っているものは夜の風景ですが、そこから描き出すものは、
実は様々なテーマを内包し、観るものを飽きさせません。

皆さんもぜひ、帝塚山・ギャラリーライムライトを訪れて、
作品制作に懸ける兒嶌さんの暑い流儀に触れてみてください!


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さて本日からは滝澤隼一写真展「家路の鏡」を開催します。
撮影合宿展やホルガエキスポなどでお馴染みの滝澤さん。
今回、満を持して、東京からの初個展です!

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トイデジタルカメラVQ1015entryで
自宅周辺を数年間にわたり撮り歩いた写真群から
48枚を選りすぐって展示します。

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30年近く住んでいる地元の街を
地図を描くような気持ちで淡々と撮ったという写真から
単なる下町スナップでは済まされない、一種独特な視点を感じます。

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作者は土日に東京から在廊いたします!
また土曜は19時半から持ち寄り制パーティーもありますので
どなた様もご自由にご参加下さい〜

それでは皆様、お見逃し無く!
展覧会のこと