2度目のニューヨーク展示!
Date : 2012/04/05 Thu

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HOLGA INSPIREアーティスト10名の中の1人として僕が参加している
アメリカでの巡回展示「HOLGA INSPIRE INTERNATIONAL EXHIBITION」
8回目となる展覧会が3月7日から31日まで
ニューヨークの「SOHO PHOTO GALLERY」で開催されました!

2009年12月のNYアンブレラギャラリー以来、
2度目のニューヨーク展示です。

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こちらのギャラリーは1階、2階に分かれており、
1階ではアメリカのトイカメラ作家が集結して展示する
「Krappy Kamera 2012」という写真展を開催!
そして2階はホルガインスパイア展ということで、
トイカメラワールドカップ的な感じだったそうです!

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僕の作品は・・と、言いますと・・・

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あ!あの奥の壁に見慣れた写真が(笑)

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2009年の僕の個展「イメージソング」から
代表作として選んだ4枚を展示してもらいました!

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オープニングレセプションも大盛況だったそうです!

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現地の作家さん、関係者のみなさんで記念撮影!
ホルガ社のクリスティーンさんをはじめ、
ミッシェルさん、スーザンさん、レベッカさん、タミーさんなど、
アメリカの著名写真家勢揃いです!

僕はさておき、ほかの9名のホルガアーティストのみなさんは
ファッション写真や報道写真で一流のキャリアを持ち、
なおかつホルガでも作品づくりをするという・・・

「トイカメラ」という物に対しての
日本と海外とでの意識の違いと言うコトを感じます。

単に遊びや気分転換のためのオモチャではなく、
写真で表現するための優れた道具の1つだということを
日本でも広めていかなければと、今回も強く心に誓ったしだいです!

5月の個展も頑張りますー!
海外での活動
コロラド州での展示風景
Date : 2011/10/13 Thu

HOLGA INSPIREアーティストとして僕が参加している
アメリカでの巡回展「HOLGA INSPIRE INTERNATIONAL EXHIBITION」ですが
現在、コロラド州のThe Center for Fine Art Photographyにおいて
9月30日から1月14日まで開催されております!

The Center for Fine Art Photographyは
3つのギャラリーから構成されておりまして
HOLGA INSPIRE展はSOUTH GALLERYで展示中。

ホームページから展示作品の見本や、各作家のプロフィールがご覧頂けます。

ちなみに僕の紹介は・・・

Taiju Fubuki was born in 1971, in Osaka, Japan. He is a photographic artist and founder of the Holga Kai (Holga Club), an association of Holga photographers in Japan. After graduating from the Japan Institute of Photography (now Japan Institute of Photography and film), Taiju Fubuki worked as a television cameraman. He started using the Holga in 1999, and founded the Holga Kai in 2001. After a period as a lecturer at a design college he opened Gallery Avi in Osaka in 2005, which he runs as a space for photographers to exhibit their art. He has had numerous exhibitions of his works and teaches photography at various institutions in Japan.Holga Kai now has members in all 47 prefectures of Japan, as well as in China, Korea, Taiwan,South east Asia and Europe, and is one of the largest Holga photographers associations in the world. It organizes exhibitions, events and portfolio reviews, and promotes communication among its members through its website.

いやー、英語で書いてあったら、誰のことかと思いますが、
海の向こうで自分がどういう人として位置づけられるのか、
そんなことを考えるのもいい経験です。

香港のホルガリミテッド社から展示風景の写真が届いたので
何枚かご紹介したいと思います。

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昼間は自然光のさしこむ、いい雰囲気のスペースですね。

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なんか、いいなぁ、この空間・・・デコボコした感じ・・・
おっと、奥の壁には・・・

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真ん中の4枚組が僕の展示です。
左側はMichelle Batesさん、右側はSusan Bowenさんの作品。

僕のキャリアはさておき、ほかの9名のみなさんは
ファッション、ドキュメンタリー、アート、教育の分野で
アメリカ国内でバリバリ活躍なさっている面々です。

第一線で活躍する人がホルガでも作品制作に取り組む・・・
そういう感覚が日本では認められないのだなと感じます。。。

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オープニングレセプション中でしょうか。
たくさんの方で賑わっています!

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僕の展示の前で立ち止まって見てくれている人。
どんなことを考えてもらっているんでしょうか。

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極東の小さな街で撮られた僕の写真。
小さな子供の目にはどんなふうに映っているのだろう?

いま巡回展で展示しているのは
2009年に発表した個展からの抜粋4点で、
はっきり言うと、自分の中ではもうすでに古びてしまった写真です。

でもこういう風景をみると、
作品を発表することの面白さと責任を感じます。

自分の作品が世に放たれ、勝手に歩き出していく。
国境を越えて。

そのことを意識するとき、僕は、
写真のチカラというのを改めて感じるのです!
海外での活動
ロサンゼルス展示の会場風景
Date : 2011/04/17 Sun

以前の記事でも紹介しました、ロザンゼルスでの展示ですが、
4月1日で無事に終了致しました〜
ホルガ社から会場風景の写真を頂いたのでご紹介!

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プロラボ併設のギャラリーという、
ちょっと珍しいロケーションでの開催です。

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なかなか広々としたオシャレな空間です!
併設でこのクオリティ!さすがアメリカ、恐るべし!

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僕の作品はギャラリーの奥のほうに展示してありました。
写真では欠けてますけど4枚展示しています。
額とマットはご厚意でお借りさせてもらってます。
いつもありがとうございます!

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左の女性がホルガ社のクリスティーンさんです。
右のハンサムボーイは・・・どなたでしょう?
知らない誰かの笑顔もバッチリ伝わります。
写真って、不思議(笑)

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この日はオープニングレセプションだったそうです。
パーティーのお料理もオシャレな盛りつけで美味しそう!
「これ、全部オレが食っちまうゼ!」と、
ナイスガイも思わずおどけちゃいます!

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たくさんの方がお集りいただいて、
和気あいあいとホルガ写真を楽しんでもらっています。
それにしても真ん中のお姉さんが美しすぎます。
さすがアメリカ!恐るべし!

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僕の作品の前で記念撮影・・・してるのかどうか判りませんが
みんなで並んでハイ!ポーズ!

というわけで、ロサンゼルス・アイコンギャラリーでの
ホルガインスパイア展の会場風景でした〜!

いまや自分の作品をインターネットで世界中に発信できる時代ですが、
Webの画面越しではなく、こうやって実際にギャラリーの中で、
写真と言う物質になった自分の作品を、海外の方に直接見てもらえるのは、
僕にとって、ほんとうに大きな自信を与えてくれます。

今回も発表の機会を与えてくださった関係者の皆様、
まことにありがとうございます〜!

で!なんと!早くも次のアメリカでの展示が決まりました。
今度はコロラド州に行ってきます!(作品だけが、笑)
詳細が決まりましたら、後日お知らせ致します〜!
お楽しみにッ!!
海外での活動
ロサンゼルスでの展示に参加しています
Date : 2011/03/24 Thu

3月5日からロサンゼルスにあるプロラボ「icon」にて、
Holga Inspire展が開催されております!

ホルガリミテッド社から今回もお声をかけていただきまして、
僕の作品も展示してもらっています〜!

そのプロラボの建物のショーウインドウの様子。

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ホルガインスパイア・アーティスト10名の作品が
コラージュされたポスターが目を惹きますね!

僕がアメリカで展示している作品は
いまプチ・アビィでも再構成して展示している、
2009年の個展「イメージソング」からの4枚です。

何でもない日本の街の夕暮れの風景が
どんなふうに海外の人の心に映るのかいつも楽しみです。

展示風景の写真も届き次第、
アビィ日誌にてお知らせ致します〜!
海外での活動
カリフォルニアでの展示風景
Date : 2010/09/22 Wed

先日のアビィ日誌でもお知らせした、
カリフォルニア州サンタバーバラでの展示ですが
ホルガリミテッド社から会場風景の写真を送っていただきました。

こちらが展示会場の「Brooks Institute's Gallery 27」です。
「ブルックス写真専門学校」に併設されているギャラリーだそうです。

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僕の作品をよくご存知の方には、このロングショットの写真からでも、
どこに展示されているかすぐにお判り頂けると思います(笑)

来場者の方が僕の作品をご覧いただいているところの写真です。

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世界的にはローカルな「大阪」という都市に暮らす僕の見た風景が
どんなふうに彼らの目に映っているのでしょうか。

それを想像すると、いろいろなことが自分にも見えてきます。

これらの作品をアメリカに送ったのは昨年の8月。
アメリカで巡回展示をすることが決まったのは6月頃のことで、
どういった作品を出すか、当初たいへん悩みました。

展示場所はもちろんアメリカ。観に来る人も大半がアメリカに暮らす人。
しかも10人の参加アーティストの中で日本人、というか、
アジアからの参加は僕だけで、あとはアメリカ人です。

この10人の中に僕がいることにどんな意味があるのだろうか?
なにかオリエンタルな題材のものを期待されているのか?
日本人が海外で展示をするにはそういう方向性が楽しんでもらえるのか?

いろいろな考えが渦巻いては寄り集まって
黒い影を僕の脳裏に落とし続けました・・・

なんだかんだと悩んだすえに、
その年の5月に開いた個展「イメージソング」から
4つの作品を抜粋して提出しました。

・川を渡る一羽の渡り鳥
・夕暮れの自宅キッチン
・古ぼけたマンションに咲く椿
・菜の花畑の河川敷

結局、いちばん大事なことは「自分本来のこと」であって、
海外だからといって、観衆のウケを狙って崩す必要はない、と。
自分の世界観がよく出ていると感じる作品を選んだのでした。

アメリカ人からすれば、たしかに見知らぬ国の風景ですが、
想像している「日本人が撮る風景」とは違うかもしれません。
そして僕の思い入れや撮影した意図、そんなことも、
言語や文化が違う世界ではまったく意味を成さないでしょう。

相手に合わせるのではなく、また、自分らしさを押し付けるのではなく、
ようするに、合うとか合わないとかではなくて、
ただたんに「観る人の目にそれがどう映った」のか?

その一点を知ることが、ほんとうに貴重な経験なのだと思います。

とくに、海外という、まったく違った環境の中で、
自分の写真作品が言語や文化や習慣の違いを越えて、
観る人の心を動かせるチカラがあるのかどうか、
そのことを考えるのが大事なのでしょう。

そしてそういう作品が時代を超えて語り継がれるのではないか・・・

僕の作品にそこまでのチカラが備わっているのかどうか?
それはまだ判りませんが、そのことに気づけたということだけでも、
昨年から始まったこのアメリカでの巡回展に参加してよかったと感じます。
海外での活動