まずは前開催「黒白寫眞展覧会●四」が
日曜日で無事に終了いたしました。

６日間で２００名を超えるご来場をいただき
搬出前は１８名の作家さんもほとんどが集まってくださりました。
おかげさまで終始賑やかな会場風景となり、僕も楽しかったです。

写真のキホン＆古典とも言うべきモノクロでの表現も
昨今の写真界を取り巻く銀塩ｖｓデジタルという図式の中で
淘汰されるどころか実は新しい手法が次々に編み出され、
古来のテクニックもそれとうまく融合しながら
何十年先の未来へ残す写真の素晴らしさを伝えてくれそうです。

残念ながら印画紙などの感材は種類も減り価格も上がりましたが
以前にもまして各地で盛んにモノクロプリント教室の開講や
レンタルで利用できる暗室も整備されてきました。

モノクロを始めるなら、
今がいちばん恵まれた時期かもしれませんヨ！

さて、本日からはギャラリーの様相が一変しまして、
毎年恒例の廃墟写真展「廃景●６」が始まります。



アビィのお家芸といえる、一般公募による企画展ですが、
実はその第１号企画がこの「廃景」シリーズなんです。
２００５年７月から数えて今回で６回目の開催となります。



廃墟というとなんだかオバケ、心霊、肝試し・・・
マイナスイメージのキーワードばかり出てきますが
本当の姿はいったいどうなのでしょうか・・・
それはアナタの眼で確かめにきてください！



そして廃景名物・物販コーナーも充実！



ポストカードあり！


毎度おなじみ廃墟映像ＤＶＤあり！
（吹雪大樹/作・１５７分収録・3500円）


出展者の大畑沙織さん著作のワンコインブックあり！
（500円）


そして、2005年の「廃景」展で作家デビューして
昨年、作品集「廃墟ディスカバリー」がアスペクト社より出版され、
工場系写真集や各種ムック本でも大活躍していらっしゃる、
写真家・小林哲朗さんの著作「廃墟ディスカバリー」も
水曜日からアビィにて販売します
（もちろん今年の展示も参加です！）

年に１度、アビィがドンヨリ怖くなる６日間・・・！
しかしそれは単に怖いだけの空間ではなく、
この廃墟世界にしか存在しない「美」に触れられる６日間です。

みなさまのお越しをお待ちしております！