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トイカメラ写真表現を追究する(2)
Date : 2011/06/14 Tue

今年は前半後半の2週間で開催する「トイカメラ写真月間2011」ですが、
前半「セッション」の展示が日曜日で無事に終了いたしました。

雨降りの天気が多い中でしたが実にたくさんのご来場をいただき
まことにありがとうございました〜!

いまや大手メーカーのデジタルカメラやスマートフォンアプリで
「トイカメラ風撮影モード」が人気になる時代。

ホンモノのトイカメラ(笑)はどんな感じで写るものなのだろうかと
興味を持ってご来場いただいた方が多かったです。

理解のされ方の善し悪しは別として、
ずいぶん定着した感じのあるトイカメラの世界ですが
写真をやっていない人にとってはまだまだ未知のようですね。

そしてLOMOやHOLGAといった定番機種の作品が
1週目の大半を占めたことも興味深かったです。
「面白く写るように作られたわけではない」これらのカメラが
いまでも絶大な支持を得るというその理由に、
トイカメラ写真表現の根本を考えるヒントがあると感じます。


20110614-1.jpg

さて、本日からは後半の展示「セレクション」が始まります。
通常の1区画の展示面積で募集した前半のセッションに対して、
ひとり壁半分〜1面使ってのミニ個展をやってみようという内容です。

20110614-2.jpg

参加者7名中、6名が壁半面、1名が1面まるごとを使います。
そのうち3名はトイカメラ作品での個展経験ありというツワモノで、
ほかのみなさんもアビィのトイカメラ展示で常連の方々です!

20110614-3.jpg

もちろん、それぞれの作家さんの初展示から現在までを
これまでの展示で僕も見せてもらっているわけで、
ドンドンと自分の世界をトイカメラで広げていく姿は頼もしいです。

とにかく、集まって欲しいと思う役者がドドーンと揃った、
ある意味、ドリームマッチともいえる、
なかなか見ごたえタップリの展示空間となっております。

20110614-4.jpg

日曜日までの開催となっております。
みなさま、お見逃しなく〜!!
展覧会のこと
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