Date : 2010/12/10 Fri
ギャラリー・アビィ作家列伝2010(その10)
○No.2323さん(今期6回出展)
ご存知「110フィルムの人」のNo.2323さんです。
作家名は「なんばーふみふみ」でもいいし、
単に「ふみふみ」とお読みしても良いそうです。
しかし「ふさふさ」とは読まないらしいです。
オールスターズ戦は2回目の登場です!
ー今年は「110フィルムの人」としていかがでしたか?
ギャラリーでお酒飲んでる時にポロッと言った事が
(=110フィルムでの制作を続けていくこと)
そのままこの1年間続いてしまうとは(笑)
(今年のほとんどの出展が110フィルムでの撮影)
ーそのフィルムが先日とうとう・・・
僕が持っていた最後の110フィルムも
撮り終わってしまいました。
(110フィルムは2009年9月に販売終了)
最後の撮影で出掛けた時も天気が悪かったり・・・
でも写真って、その時その時のものだから、
天気がいい日に出掛け直したりせず、
その日のあるがままを撮って終焉したんです。
始めた頃から最後まで、
なかなか思う通りにいかない110写真ライフでした。
ー110フィルムの個性的な写りを作品に活かしてましたから、
フィルムが無くなるという事は大きな打撃では?
110で撮った未発表の写真もまだ沢山あるので
ネタがあるうちは、使える物は使っていきたいです。
また、自分にとって110フィルムの代わりになるものを
昨年からいろいろと模索していて、
やっと考えがまとまったところです・・・
どんなことをするかは、来年のお楽しみという事で。
ーそれでは今期お気に入りの展示を1つあげてください。
「でかフォト展」の作品です
「アラワル」
でかい写真の展示なのに精密さを表さず、
110フィルムの粗さを強調する方向で考えました。
実際は110をさらにトリミングで一部拡大しているので
邪道と言われたらそうかもしれませんが・・・
最終的にどんな画を見せるかが大事だと思っています。
長年温めていた作品なので
抜群の状態で出展できてよかったです。
写真を撮るにはカメラが不可欠。
しかしそのカメラに使うフィルムが無くなったら・・・
普通は致命傷になってしまう出来事ですが、
No.2323さんが写真で描き出す世界というのは
110フィルムという個性的なフォーマットに
すべて依存しているわけではないことが
これから証明されていくのだと思います。
独特の「暗い」世界観のある作家さんです。
それでは、No.2323さんの出展作品にご期待ください!
作家列伝 > 作家列伝2010○No.2323さん(今期6回出展)
ご存知「110フィルムの人」のNo.2323さんです。
作家名は「なんばーふみふみ」でもいいし、
単に「ふみふみ」とお読みしても良いそうです。
しかし「ふさふさ」とは読まないらしいです。
オールスターズ戦は2回目の登場です!
ー今年は「110フィルムの人」としていかがでしたか?
ギャラリーでお酒飲んでる時にポロッと言った事が
(=110フィルムでの制作を続けていくこと)
そのままこの1年間続いてしまうとは(笑)
(今年のほとんどの出展が110フィルムでの撮影)
ーそのフィルムが先日とうとう・・・
僕が持っていた最後の110フィルムも
撮り終わってしまいました。
(110フィルムは2009年9月に販売終了)
最後の撮影で出掛けた時も天気が悪かったり・・・
でも写真って、その時その時のものだから、
天気がいい日に出掛け直したりせず、
その日のあるがままを撮って終焉したんです。
始めた頃から最後まで、
なかなか思う通りにいかない110写真ライフでした。
ー110フィルムの個性的な写りを作品に活かしてましたから、
フィルムが無くなるという事は大きな打撃では?
110で撮った未発表の写真もまだ沢山あるので
ネタがあるうちは、使える物は使っていきたいです。
また、自分にとって110フィルムの代わりになるものを
昨年からいろいろと模索していて、
やっと考えがまとまったところです・・・
どんなことをするかは、来年のお楽しみという事で。
ーそれでは今期お気に入りの展示を1つあげてください。
「でかフォト展」の作品です
「アラワル」
でかい写真の展示なのに精密さを表さず、
110フィルムの粗さを強調する方向で考えました。
実際は110をさらにトリミングで一部拡大しているので
邪道と言われたらそうかもしれませんが・・・
最終的にどんな画を見せるかが大事だと思っています。
長年温めていた作品なので
抜群の状態で出展できてよかったです。
写真を撮るにはカメラが不可欠。
しかしそのカメラに使うフィルムが無くなったら・・・
普通は致命傷になってしまう出来事ですが、
No.2323さんが写真で描き出す世界というのは
110フィルムという個性的なフォーマットに
すべて依存しているわけではないことが
これから証明されていくのだと思います。
独特の「暗い」世界観のある作家さんです。
それでは、No.2323さんの出展作品にご期待ください!