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一条の光が差し込む
Date : 2016/11/16 Wed

まずは前開催、くみこ写真展「The ordinaly」が
日曜日で無事に終了致しました。
ご来場頂いた皆様、ありがとうございます。

バックパッカーとして世界各地をたくさん旅した作者ですが、
個展の題材に選ぶのはいつもバングラデシュで出会った風景。
今回は3年前の個展の元になった写真を再び見つめ直し、
現地の人々の姿を中心にまとめ上げました。

遠い異国の雑踏や辺境に身を置き、
誰も自分の事を知らない人たちばかりの中で、
名も知らない現地の人たちを撮る。
お互いに関心を持ちながらも近づいたり離れたりしない。
そういった視線を独特の距離感で捉えてくるのが
この作家ならではの感覚だと思います。

そして、日本とは文化や宗教の違う世界ですから
あまりのギャップにギョッとする場面もありますが、
そういうことを差し引いて考えれば、
自分と何も変わらない、そこではごくごく普通の人たちなのです。
それが、世界中を旅したくみこさんが得た、1つの考えだと感じます。

旅人・くみこさんの次回作は地球のどこの風景になるのか・・・
皆さんも、くみこさんの今後の活躍にご期待ください!


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さて本日から畠山優樹「光滲」を開催します。
建築を志す18歳の畠山さん。今回アビィ初登場です。
アビィの小さな空間に自分のアイデアを展開しました。

20161116-2.jpg

写真を壁に貼っていますが、
見せたいのは写真だけではありません。
いや、見えるのか・・・?

20161116-3.jpg

とにかく室内が暗いので、お足元にご注意ください。
作者在廊中は、ほんとうに廊下にいるかもしれません!

20161116-4.jpg

パソコンの画面で会場風景を見ているだけでは
何の体験にもならない展示であることは間違いありません。
日曜日までの開催です。皆様のご来場をお待ちしております。
展覧会のこと
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