作家列伝2010(その2)晴一さん

ギャラリー・アビィ作家列伝2010(その2)
○晴一さん(今期6回出展)
昨年の「それぞれの生活」がアビィ初参加の晴一さんですが、
そのあとはしばらくブランクがありました。
しかし今年4月の「ひかり展2」から
突如意欲的に6回も参加頂きました。
ーまずは自己紹介をお願いします

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晴一です。23歳です。
岐阜生まれですが、神奈川と大阪で育ちました。
どちらかというと関東人のような気がします。
でも京都も混ざっていて、いろいろです。

ー男性の作家さんだとよく間違われますね

そうですね。名前で間違われますね(笑)
晴れた日が一番好き、とか、晴れた日に一人で何かを考える、とか
そういったイメージを込めてつけた名前なんです。

ーなるほど~面白いですね!
 しかも覚えやすいお名前で、なかなかイイと思います。
 写真歴はどんなかんじですか?

親類が写真をやっていたり、写真関係の仕事だったりして
そういうことの影響は受けていると思います。
学生の頃はコンデジで遊び程度に撮っていて、
2年前にホルガを買ったのが本格的なスタートです。
 
ーよく使うカメラは?

ホルガ、ゴールデンハーフ、ナチュラ、それから、
去年買ったオリンパスOM-1ですね。

ー昨年アビィに参加いただいたあと、長いブランクがありましたが?

ホルガを買って、ホルガ会の事を知り、
そこから、吹雪さんやアビィの事を知って、
企画展に参加したいと考えていたのですが
なかなか勇気がなくて(笑)
「それぞれの生活」ならたくさんの人が参加するから
これなら大丈夫かな~と思ったのが最初です。
そのあとしばらく、どうすればいいのか悩んでいたんですが、
一眼レフ(OM-1)を買ってから
自分が撮りたいものがイメージできるようになって、
ひかり展2から積極的に参加しています。

ー 好きな撮影モチーフやスタイルは?

やはり、光(や影)、色彩を重視して撮ります。
コケや植物も好きですね。ほぼカラーで作ります。

ーそれでは今年の出展作品からお気に入りを1つ!

「ひかり●2」の作品ですね。


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「Expose light」
自分の中で”再デビュー”になった作品です。
甘くない写真、というのが晴一さんの作品に対する僕の印象です。
ご本人の雰囲気通り、透明感がありつつも、
ピンと筋が一本通った力強さが魅力です。
それでは、晴一さんの出展作品にご期待ください!