吹雪手帖その152/2019年個展への道−7

9月にイーラ2が終わったばかりですが、間髪入れず今年3回目の個展です!

今度は和歌山のgallery T.E.Nさんに5年ぶりにお招きいただきまして、僕のライフワークであるHOLGA作品の新シリーズ第1回目を発表します!

そのタイトルは 「HOLGA by fubuki taiju」と言います。これ以上ないシンプルさ、そしてとうとう自分の名前をタイトルに入れてしまいました!「きよしのズンドコ節」みたいなもんです(笑)

1999年にHOLGAカメラを手にしてから今年で20年。 初めてHOLGAで撮った写真から、今年撮影の最新写真まで、これまでの個展のために撮った様々な写真を、新しいテーマで選りすぐってお見せしますよ~!!

この現在進行形の集大成とも言える新シリーズ、10年連続どころか死ぬまで続ける所存です!よろしくお願い致します!

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時間と共に変質していく自己の記憶を補完するために写真という記録方法は役立ちます。多くの写真は撮られた目的がどうであれ、そういった性質を有しているはずです。

しかし敢えて私は写真という方法を使って「変質する記憶の不思議さ」そのものをカタチにしたいと考えています。

このシリーズではHOLGAと言う粗雑なカメラで長きに渡り撮り続けてきた写真をお見せします。このカメラは現実に対して非忠実であるがゆえに、私の心を捉えて離さないのです。

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写真展「HOLGA by fubuki taiju scene 1」
2019/12/4~12/15(休館12/10)
11時~18時(最終日17時)
和歌山市十一番丁・ギャラリーT.E.N.
https://mikansei-ten.com/gallery