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HOLGA135BCの写真!
Date : 2007/12/02 Sun

HOLGA135BCの試し撮りがあがってきました!
まずは写真をご覧下さい〜

 *使用フィルム:RAINBOW7・補正なしでプリント

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いろんなトイカメラを8年間使ってきた経験から言いますと、
LOMO LC-Aとプラモデルカメラの中間ぐらい、というカンジ。
LC-Aほど高性能ではないけれど、手動調整ながら同じ事ができ、
なおかつプラモデルカメラ程度の曖昧な写り、という印象です。

●ピントは動かしたらちゃんと変わる
 写真を観て頂くと判りますが、ピントは割と変化します。
 1枚目や3枚目の写真のように、ピントの合う部分、合わない部分が
 レンズを動かす事によってちゃんと出てきます。
 2枚目、4枚目もたいへんシャープに撮れました。
 逆に5枚目の写真は間違えて最短距離で遠景を撮ったものです。
 HOLGA120やプラモデルカメラは実質パンフォーカスなので
 ピントがちゃんと変わることに、LC-Aっぽさを感じます。

●光量落ちはイヤミにならずほどよい
 5枚目だけがちょっとキツく出てますが
 ほかのは自然にトンネル効果が出ています。
 作例は補正無しでプリントしたものなので
 普通に補正をかければ、もう少し強調されるかも。
 この雰囲気もすごくLC-Aっぽいです。

●周辺のボケ味
 半透明マスクの効果だと思いますが、
 HOLGA120のような周辺のボケ味があります。
 このあたりはプラモデルカメラっぽいです。

○結論
 HOLGA135は従来のHOLGA120シリーズの雰囲気を残しながら
 LOMO LC-Aやプラモデルカメラの要素も含み、
 HOLGA120シリーズの代替の35ミリ版というよりも、
 まったく新しいトイカメラだと言えます。
 従来もホルガの35ミリ版はありましたが、それとは一線を画し、
 作品を見れば、これはHOLGA135だと判るような、
 個性的なカメラの誕生だと思います。
 ユーザーが求める規格外のニーズを
 メーカーが研究し開発したというところも、面白いです。

35ミリフィルムを使うトイカメがいい!
LC-Aに興味があるけど値段が高くて手が出ない!
トイカメと言えどもいろいろなシチュエーションで撮りたい!

基本的な機能を押さえ、特殊撮影もこなし、
値段もそこそこ安く、不完全な要素も残したHOLGA135は
HOLGAどうこうではなく、体験しておいたほうが◎

僕もしばらく遊んでみます!
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