ギャラリー・アビィ作家列伝2010(その19)
○萩野悠さん(今期2回出展)
デジタル・フィルムを問わず、
おもにモノクロ写真で出展いただいている萩野さん。
印象的なトーンがいつも面白い作家さんです。
ーまずは自己紹介をお願いします
萩野悠です。大阪出身の33歳です。
育ったのは大阪ですが、大学の頃は石川県にいて、
就職で大分県に行って、今は大阪に戻ってきました。
ー写真歴は?
20歳の時にトイカメラのSMENA8Mを買ったのが最初ですが
その時はあまりハマらず10年ぐらいブランクが・・・(笑)
ーそこからいかにして復活を?
大阪に戻ってきて、Lマガジンでホルガエキスポを知り、
ナダールに観に行ったらその流れで
アビィのホルガジャンボリーにも来てしまい・・・(笑)
おおいに刺激を受けまして、結果的にSMENA35を買って
写真を再スタートすることになりました。
ーおお、そうだったんですか!お役に立てて嬉しいです。
でも、トイカメラを使っている印象はあまりないんですが?
今はローライ(コード&フレックス)を主に使っています。
この秋にイコンタ(セミ判)を買って、仲良くしてるとこです。
古いカメラばっかり使って、高齢化社会です(笑)
ー好きな撮影モチーフやスタイルは?
空や光の変化、そういう風景を撮るのが好きです。
展示する作品はモノクロが大半ですね。
ーそれでは今年の出展作品からお気に入りを1つ!
「黒白冩眞展覧会●伍」の作品です。
『 』
今年は7月頃までペースよく撮影していたんですが
仕事が忙しくなってペースダウンしてしまいました。
でもオールスターズ戦はとっておきのを出しますよ!
古い機材にモノクロフィルムで1枚1枚を大切に撮り、
けれど大胆に展示する感じが面白い作家さんです。
それでは、萩野さんの出展作品にご期待ください!