黒い絵の具で描く光

まずは前開催・岡嘉太郎写真展「Flat Fantasy*」が
日曜日で無事に終了致しました。
ご来場頂いた皆様、まことにありがとうございます。
学生時代から結婚まで。
4年間で撮り貯めた沢山の写真の中から
1つ1つ丁寧にスキャンされ、色を整えられた写真たち。
いっけん穏やかな中にも強いまなざしが感じられ、
たんにいま流行っている作風に乗っかっただけではない、
岡さんならではの「自分のいる世界を眺める視線」が
心地よく漂う展示空間だったと思います。
搬出の時には「年に1回は個展できたらいいな~」と、
頼もしい発言も飛び出した岡さん。
日常を舞台に作品をつくるスタイルだからこそ、
つねに目の前の世界と向き合う緊張感を持続しつつ、
その年々の「自分」を展示で示す事ができるのだと思います。
これからの活躍が楽しみな個展作家が誕生した!と僕は感じます。
みなさんも、岡さんの今後の作品にぜひご注目ください!

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さて、本日からは「夜のスケッチ●6」を開催します。
毎年、少人数ながらも秀作が揃う名企画!
数あるアビィ企画展の中でも長く続いているテーマです。

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今年は「夜のスケッチ」としては過去最高となる、
13名の作家たちの「夜」が集まりました。

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静かな夜、美しい夜、不可思議な夜、妖しい夜・・・
いろいろな「夜の風景」の面白さをお楽しみください!

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日曜日までの開催となっております。
お見逃しなく~!