吹雪手帖その4

吹雪手帖その4
「選ぶ」
またまた更新!吹雪手帖!!
もちろん個展ネタです。
週イチぐらいでまとめて書けばいいんでしょうが、
こういうことはリアルタイムでお見せしないと・・・
ってワケで。
今回の個展もオール新作ということで、
昨年の10月からブローニー645判を9本を撮りました。
全部で144カットある中から明らかな撮影ミスを省くと、
残りが123カットになりました。
昨年の個展は608カットから156カットを選びましたので、
そこから考えると今年は昨年よりも展示点数は少なくなるわけです。
まあ100カット超えても「膨大な」という数字にはほど遠いですが、
これをアタマの中だけで考えるのはいろいろタイヘンですし
パソコンの画面だけでは全部いちどに見れないので
僕はまずコンタクトプリントを作ります。
といってもフィルムからスキャンしてますので
実際にはデジタルのインデックスプリントと言う方が正しいですね。

20070323-1.jpg
こういうのはパソコンの機能を使えば一瞬でできます。
ファイル名も一緒に印刷しておく事は言うまでもありません。
これで全体を眺めて取捨選択していきます。
ここがいちばん大事なプロセスのひとつですが
時間をかけてダラダラ考えてもまとまりません。
ボツ、まあまあ、割りとイイ、絶対使う、みたいに
1カットごとに自分なりのグレードをつけて
パパッと30分ぐらいで仕分けします。
てなわけで73枚が残りました。
写真をどう組み合わせるかを考えてカットを絞るのではなく、
絞ってから組み合わせを考える、っていうカンジです。
ビデオ映像の編集作業がまさにそのやり方。
ま、僕なりの方法かもしれませんが。。。
しかし想定では40枚ぐらいまで絞るつもりでしたので、まだ多いです。
今後減らすことも考えながら、展示計画を練っていきます。

20070323-2.jpg
インク切れかけのペンで書いたので大変読みづらいですが
ザッと考えた展示計画メモを惜しげもなく公開!!
(数日経ったら自分でも読めなくなってそう・・・字は丁寧に!笑)
候補の写真が決まっているからこういう図がすぐ作れるわけですね。
あとは展示方法ごとにどの写真を組み合わせるか決めればOK!
Macだと画像ファイルのアイコンそのものがサムネイルになるので
フィルダの画面内でアイコンを動かすだけ。
特別なソフトは何も入りません。
(ウインドウズでも縮小版表示・自動整列ナシでたぶん出来ますよ)

20070323-3.jpg
具体的には壁面ごとにフォルダを作って、
先ほど絞り込んだ画像ファイルを各壁面に割り振って作業します。
画像ファイルはコピーじゃなくて移動させて割り振ると
壁面によって重複させてしまうミスがないので良いです。
(いちおう、すべての画像ファイルのバックアップは取りますヨ!)
壁の中でどんな風に並べるかも、だいたい決めれちゃいます!
あー、便利だ。
てなわけで、あとは画像のゴミ取り(まだやってない!)と
若干トーンを揃えて大きさを決めれば出力に掛かれます。
しばらくは地道に作業です。。。。