馬宙歩写真展
半径1キロ
2023年8月30日(水)~9月3日(日)
12:00~19:30(最終日は19:00迄) / 入場無料 / 月火休廊

いつも出かける時はカメラを持ち歩く。大抵は撮影したいものがあるわけではない。でも一日に何回かは写真に収めたくなる光景に出会う。そしてシャッターを押せば、一瞬だが、喜びが胸を満たす。
本個展のタイトル「半径1キロ」は、東大阪市内の自宅周辺の散歩エリア。東大阪は朝ドラで脚光を浴びたが、今回の作品の撮影地は同市の片隅、川辺の遊歩道に囲まれた住宅地。点在する町工場に若干の地域性が垣間見えるが、基本は日本中どこにでもある、ありふれた場所。
それでもカメラを持って歩けば、繰り返しシャッターを押してしまう。人にカメラを向けさせる何かが平凡なこの町にもあるのか。それなら僕が撮り続けていけば、その秘密が浮かび上がってくるかもしれない。漠然とそんな事を期待しながら、日々「半径1キロ」にカメラを向けている
(作者より)


●展示について
2022年から2023年に撮影した写真を中心に、24枚程度を展示する予定。撮影機材は主にマイクロフォーサーズ機。その他スマホ(SAMSUNG)、コンパクトデジカメ等。

●作者プロフィール
馬宙歩 (まちゅうほ) 東大阪市在住
幼少時に父親からペトリFT-EEを触らされてカメラ依存症になる。高校・大学時代は父のペトリとα9000を奪い、写真部で活動。その後長い空白期間を経て2020年頃からギャラリー・アビィの企画グループ展に参加。2021年から2022年にかけて同ギャラリーの企画展26回連続出展の記録を樹立。ギャラリー・アビィ第16回オールスターズ戦MVP。


●会場風景