みやちとーる写真展
2022年の夏休み

2022年10月19日(水)〜10月23日(日)
12:00~19:30(最終日は19:00迄) / 入場無料 / 月火休廊



2010年ギャラリー・アビィでのホルガジャンボリーの会期を1週間丸々ジャックした写真展「永遠の夏休み」から12年。一回りして多くのことが変わりました。
独身で離れていた郷里に帰省のたびにフィルムのトイカメラ「ホルガ」で撮影していた僕は、今では故郷に帰ってきて結婚し子を授かり田舎暮らしを再開しました。

手に持つカメラもいつしかスマホやデジタル一眼やミラーレス。
ここ2年ほどは新型コロナウイルスの蔓延により社会も大きく変わり、人々の価値観も大きく変わったように思います。

しかし、毎年ちゃんと夏はやってくるのです。ジリジリと照りつける太陽も、耳の奥にこだまする蝉の鳴き声も、深緑に覆い繁る草木も、蒸し蒸しと肌にベタつく雨上がりの湿気も、モクモクとした入道雲も、ぜんぶやってくるのです。
今を生きる人誰にとっても一度しかない2022年の夏。
僕にとっての此処(今では生活の場所となった故郷)での刹那を、再び写真に。

●作者プロフィール
みやちとーる 1975年三重県生まれ / ステキ工房代表 / 写真家
地元の高校を卒業後20年間を大阪で暮らし、38歳で再び郷里に戻る。現在は写真スタジオでもありカフェやイベントスペースとしても活用するステキ工房を運営しながら田舎暮らしを実践中。
(ステキ工房公式サイト) https://sutekifactory.com/
また、2004年からフジロックフェスティバルに毎年参加。朝霧ジャム、りんご音楽祭などの野外フェスのオフィシャルフォトグラファーをはじめ、ライヴ撮影や広告、エディトリアル、家族写真など幅広く活動する。
みやちとーる個展「Thank you fujirockers!!!」シリーズ(2008年から毎年開催)
3人展「かみのひとひら 熊野」(三重県立美術館)など、個展・グループ展多数。
写真集「永遠の夏休み」(2010年)



●会場風景