生熊章浩写真展
都市図形

2017年11月1日(水)〜11月5日(日)
12:00〜19:30 / 入場無料 / 月火休廊


オフィスビル、駅ビル、デパート、タワーマンション・・・普段、都市部で暮らしている人間にとって、そういった建物はただ前を通り過ぎてしまうだけで、どんなカタチをしているかなど、当たり前すぎて気にならない存在かもしれません。

しかし都市を撮り歩き、ファインダー越しにそういった建物を見ていると、それらがまるでグラフィックデザイナーが描いた美しい図形かのように感じられる時があります。

仕事の関係でいくつかの都市を行き来しながら、林立する建物のカタチが訴える声なき主張をモノクロ写真に収めました。人間が造り出す「都市」という無機質な風景に芽生えた「美」について、私はこれからも考え続けたいのです。


●展示作品について
主に東京・横浜・大阪・神戸で撮影された高層ビルなどの写真。モノクロインクジェットプリント・B1サイズ16枚を展示予定です。


●作者プロフィール
生熊章浩(いくまあきひろ)1964年、大阪生まれ。横浜市在住。
50歳を超えて、独学で写真を始める。大阪市内の写真ギャラリーを中心に、多数のグループ展・企画展に参加。

○おもな写真展
生熊章浩・中野利彦写真展「SOLID AND SHADOW」
(2017年4月・Photo Gallery 壹燈舎)



●会場風景