resoment（レゾメント）… resonance（共振）から動作や手段を表すment を付与することで発展させた造語。違った場所で活動し、違った方向性の4人がただ集まっただけではなく、それぞれの写真が共鳴し響き合うことで、そこから伝わるものが4乗になるような写真展を開催します。

●展示作家プロフィール

＜小林奈々美＞
カメラアクセサリーショップ＆ギャラリーに約３年勤務したのち2014年に独立。現在は写真に関連するワークショップや写真教室の講師を勤めています。
自身の作品では、不明確で不安定な名前がつかない「感情」や生きることへの「疑問」を軸に制作し、大阪を中心に活動しています。今作では、◯＋△の答えが□や◇はたまた※になることがあるように、関連のない物事に少しの偶然性をプラスすることで連鎖していく変化をテーマに、日常の風景へアプローチしています。
< URL> http://tyoge.tumblr.com/

＜スダヒロ＞
奈良県在住。日常の中に浮かぶ「間」や「余白」、そして自然の造形に惹かれます。山は美しく怖くて、そしてやはり美しいもので満ちていると思います。過もなく不足もなく、ただそこに在るという圧倒的なモノたちを目にするたびつき動かされるように無心にシャッターを切ってしまうのです。今展で少しでもそんな山の美しさの一端を感じていただければ幸いです。

＜ あっさむ＞
楽器の表現の幅を広げるためにカメラを始めたら、そのままドップリとハマってしまいました。写真には、気温とか風とか匂いとか会話とか目に見えないモノもそこには写っていると思っています。今回の展示では、そういったモノを感じていただけたら。と思っています。

＜かるしー＞
2011年に外に出るためにカメラをはじめ、さまざまな展示への参加をしています。日常の非日常的な側面を捉えることを主に心がけています。今回は白昼夢をテーマに、明るすぎる日々の裏側にある暗さを表現したいと思います。


●会場風景