滝澤隼一写真展
家路の鏡

2016年7月6日(水)〜7月10日(日)
12:00〜19:30 / 入場無料 / 月火休廊


マッチ箱のようなカメラ1台だけを持って地元を散策する事から全てが始まりました。

この町に住んで30年になろうとしています。特別な愛着もなく、嫌いなわけでもなく、日々の暮らしの中で喜怒哀楽を体験したこの場所を、写真という表現で、地図を描くような気持ちで数年にわたって撮影しました。

家の玄関から出て、徒歩で戻ってこれる範囲内の景色。それらは単なる記録ではなく、今までこの町で辿ってきた「生温かさ」だと実感しました。
そんな、東京のとある下町の印象を、様々な角度で捉えていただけたらと思います。

(作者より)

●展示作品について
作者の自宅周辺(東京都荒川区・北区・足立区)を撮り歩いた写真です。トイデジタルカメラVQ1015entryによるB4サイズカラープリントを48枚展示。

●作者プロフィール
滝澤隼一(たきざわじゅんいち)
1981年東京都出身。日本デザイナー学院卒。
2002年から写真を撮り始め、東京・大阪のギャラリーを中心に写真展示活動を開始。グループ展出展参加多数。今回が初個展。また20歳頃からDJや音楽活動も行っている。

●VQ1015entryについて
重さ20g。マッチ箱ほどの大きさで液晶画面もない小さなデジカメ。価格は4200円。たった130万画素ながら独特の粗さと美しさを兼ね備え、世界中に愛好家がいる。現在は生産終了品。

●パーティーのお知らせ
7月9日(土)19時30分より、持ち寄り制にてパーティーを開催します。どなた様もご自由にお越し下さい。


●会場風景