甥っ子が誕生してからの６年間に撮りためた写真で個展をして、そこからまた６年が経ちました。

その間に、甥っ子には弟が誕生し、追いかけてくる弟の面倒をみて、弟を「ゆうだい」と呼び、今や立派なお兄ちゃんになっています。

一方、弟のゆうだいは兄を「にいに」と呼び、ちょっかいをかけては仕返しをされ、笑ったり泣いたりしながら、たくましくなってきています。

こんな二人に振り回されながら、叔母の視線で弟の誕生から約５年撮り続けてきたものを今回は展示します。二人がすくすく成長していく姿を皆さんの視点でご覧下さい。

大キャビネ〜小半切サイズのモノクロ印画紙（バライタ）にて２８枚を展示予定です。

（作者より）

●作者プロフィール
岩堀くみ子（1977年・兵庫県生まれ／大阪府吹田市在住）

2008年　第19期写真表現大学修了展（海岸通ギャラリーCASO）
2009年　写真表現大学ゼミ1修了展（ギャラリーアセンス美術）
2010年　写真集団FOTO展28の視点（海岸通ギャラリーCASO）
2010年　個展「ぼく三昧」（ギャラリー・アビィ）
2010年　企画展「写真アプローチ」参加（gallery space rai.box）
2011年　写真集団FOTO展26の視点（アートコートギャラリー）


●会場風景