菜美 写真展

「daily planet」

2010.7.20 -7.25
PM12:00 - PM7:00

●開催にあたって

季節にはそれぞれ“におい”があると私は思います。その“におい”を感じられる写真を撮りたいと思い、相棒である『LOMO LC-A』というカメラを持ち歩いています。

私と『LOMO LC-A』は約8年の付き合いになります。もちろんその間、ほかの様々なカメラにも出会いましたが、「カメラの見た目のかわいさ・出来上がった写真の雰囲気」が私の気持ちに馴染み、そして「この被写体をどうやって撮ろう?」というワクワク感を一番生み出してくれるカメラなのです。

本展では、ギャラリーの4つの壁面それぞれに、この大切なカメラ『LOMO LC-A』と共にすごして撮影した、『春』『夏』『秋』『冬』の4つの季節の写真を展示します。それぞれの季節のにおいをぜひ感じてください。

(作者より)

●展示作品について
2L判カラープリントを30枚程度展示します。


●作者プロフィール

菜美(なみ)

1976年京都生まれ、大阪育ち。
音楽と旅とカメラをこよなく愛する。
NPS(NADAR PHOTO SCHOOL)22期生。

1996年
OLYMPUS PEN FTに一目惚れし初ボーナスをはたいて購入。
写真を撮り始める。

2002年
LOMO LC-Aと出会い、以後、どこへ行くにも一緒に連れていく。

2005年
ギャラリー・アビィ「トイカメラ月間」で初めての写真展示。

2006年
NADAR/OSAKA「nps photo exhibition vol.22」に出展。

2008年
「第2回ギャラリー・アビィオールスターズ戦」に出展。

そのほか、写真展示多数参加。

ギャラリー・アビィで毎年開催されている「たびフォト・それぞれの生活・トイカメ月間」の3つの展示に参加する事がライフワークとなっています。

今回の「daily planet」が初個展です。


●展示作品について
LOMO LC-Aは1983年、旧ソ連時代にレニングラードのLOMO社によって開発されました。大衆向けカメラとして設計されましたが、独特の写り方とかわいらしいフォルムが人々を魅了し、いまや世界中にファンを集めるトイカメラの代表的存在です。現在はウィーンのロモグラフィックソサエティーが販売しています。

(会場風景)