廃れゆく風景との対峙

まずは前開催「黒白冩眞展覧会●九」が
日曜日で無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございます。
手焼きプリント、インクジェットプリントはもちろんのこと、
展示12作品中、白黒コピーでの制作が3点も飛び出すあたり、
ほかのギャラリーの白黒写真展では絶対なさそうな現象というか(笑)
今年も実にアビィらしいモノクロ展になったと思います。
カラー写真が当たり前となった現代において、
モノクロで制作すること自体が少数派で、
それゆえに意味や意義を問われたりすることも多々ありますが、
価値観や技法にとらわれず、モノクロで世界を描くことの面白さを
みなさんにも今後さらに追究してもらえたらと思います!

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さて本日からは「廃景●11」が始まります。
毎年この時期恒例、伝統の企画展も11回目!
今回は6つの作品が集まりました!

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ストレートな廃墟が2つ、退廃的な風景が3つ、それ以外(!)が1つ、
こちらも実にアビィらしい廃墟写真展ではないかと思います。

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滅んで消えていくしかない廃墟世界の中で、
私達は何を見て、何を考えることができるのでしょうか。

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日曜日までの開催です。
みなさまのご来場をお待ちしております!