吹雪手帖その142「2014年個展への道(2)」

吹雪手帖その142
「2014年個展への道(2)」
前回の記事から一ヶ月少々経ち、搬入設営まであと9日!
準備のほうは順調です。
並び順は何度も繰り返し検討して決定し・・・

20140418-1.jpg
これは色調検討用の見本プリントです。
小さいサイズですが実際と同じプロセスで作っています。

20140418-2.jpg
DMも出来上がりました。ちょっと珍しいB6変形サイズ。
関西と関東のギャラリーでぜひゲットしてください!

20140418-3.jpg
展示用の本番プリントも早めに仕上がりまして
今はもっぱら写真集の製本作業に追われております。
展示の並びから本の中での並びを検討・・・

20140418-4.jpg
こちらはプリンタで作った写真集の見本。
テキトーに作ったら印刷が粗すぎて、
自分でもよくわからない代物に(笑)

20140418-5.jpg
そして実際の印刷物です。
もちろんフルカラーのオフセット印刷!

20140418-6.jpg
写真集は限定200部・作者サイン入り!
これはシリアルナンバー「1」ですね。
番号はランダムに混ぜて販売しますので、
1番はどなたの手に渡るでしょうか??笑

20140418-7.jpg
各ページとなる印刷物を丁合付けして
タコ糸で表紙と結びつけ製本します。
毎晩、コツコツやってます・・・

20140418-8.jpg
現在の進み具合はこんな感じです。
写真集は通販ページもご用意しますので
会場へお越し頂けない遠方の方もぜひご利用ください!
会期中に詳細をお知らせ致します!
電子書籍もいよいよ本格的になってきたこのご時勢に
こんな手作りで紙の本なんか作ってると
鼻で笑っていく人もいろだろうなぁとか思います。
「本を見る」ってことだけにおいては
紙で見ようが端末で見ようが変わりはないんですが・・・
本をダウンロードして端末に入れて読むっていうのは、
1つのタブレットの中でも、クラウドに置いてあって、
いろんな端末から好きに読み出せる状態であっても
それは自分が支配できる領域の中だけで
本をずっと留まらせておくことであるわけです。
かたや、物質としての本というものは
あるべき場所に佇んで誰かを待っていることもできるし、
人から人の手に渡って、思わぬ誰かの目に止まったり、
そんな、瓶に入れた手紙を海に放つみたいなことが
紙の本の楽しさじゃないかって思うわけです。
それに、僕は情報を作って売ってるわけでもないので・・・
ね。