ギャラリー・アビィ作家列伝2012(その3)

ギャラリー・アビィ作家列伝2012(その3)
○イツキさん(今期4回出展)
2011年4月にプチ・アビィひとり展がアビィ初登場という珍しいアプローチのイツキさん。コントラスト強めのモノクロ写真は印象的。今回、オールスターズ初参戦です!
ー まずは自己紹介をお願いします

イツキ.jpg

イツキです。気がつけば滋賀にいました。30歳ぐらいです。
ー 写真歴は?
2010年10月頃から撮りはじめて、2011年4月にひとり展「無記日」をやりました。
ー 企画展にも参加経験が無くいきなりひとり展。珍しいデビューの仕方ですね。
ふだんの自分と違ったことをしてみたくて、ひとり展をするに至りました。
ー ふだん?と言うのは・・・???
語る言葉は必要ない!
ー え???まあいいです。モノクロ作品の印象が強いですが・・
カラーも撮りますが、基本、デジカメはモノクロモードにしてます。通勤中とか、なんとなくカメラ持ってた日とか。たまにフィルムも使います。
ー 風景を撮ってるってカンジですか?
コレを狙って撮る、というのはないです。僕が撮っているのは、それだけでは作品として成り立たないものばかりです。1枚1枚にあまり意味は持たせたくないので。集まって出来上がったものが語ってくれたらいい。
ー それでは今年の出展作品からお気に入りを1つ!
「avi-session vol.2」の作品です。

イツキ作品.jpg
「尋ねた光、答えた影」
もともと、もう1回ひとり展をやろうと思っていて、それ用に準備してた作品だったんですが、セッション展に出した方が、内容の幅が広がったのでよかったです。
・・・・
いつお話ししても、こちらが煙に巻かれてしまうカンジ。よくわからない人がつくるよくわからない作品。でも、わからないことを楽しむ面白さもあると思います。そういうのが写真言語というものの1つのあり方かもしれません。それでは、イツキさんの出展作品にご期待ください!