ギャラリー・アビィ作家列伝2011（その９）
○No.2323さん（今期５回出展）


１１０フィルムの終焉とともに「１１０フィルムの人」を卒業し、
その後いろいろな方向性を模索しているNo.2323さん。
作家名はナンバーフミフミとお読みください。
フサフサと読むのではないそうですが
生え際の心配はないそうです。
ー今年の写真活動はいかがでしたか？
昨年、110の人としての役目を終え、
今年はNo.2323として色々変わったり変わらなかったりした一年でした。
（いいのか悪いのかはさておき。）
来年は、そんなNo.2323でありながら、
違うNo.2323もやっていきます。
ーそれでは今期お気に入りの展示を１つあげてください。
「ナツいろ●６」の作品です。


「拝啓、夏」
ホモ疑惑とか、色々と風評被害も被った作品ですけど(笑)。
理由として、海まで撮りに行った時に
ポラロイドカメラに興味を持ってくれた人が何人もいたから。
・・・・
悩める青年、No.2323さん。
今年もいろいろな悩み事を作品にぶつけてきている感じがしました。
きわめてパーソナルな感情を発端として世界を描きます。
こういう時代にあって、それは見所のある仕事ができる作家さんだと感じます。
それでは、No.2323さんの出展作品にご期待ください！