鉄道がつくる光景

まずは前開催「第1回JIMAN展」が
日曜日で無事に終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございます。
大学3回生の若い二人が仕掛けたJIMANの世界・・・
いろいろなアイデアが散らばる展示風景に
どんなことを感じ、どんなことを考えたでしょうか?
僕は、幼い子供が未知のものに触れて、
自分のいるこの世界のことを知っていくような、
そんな感覚を、この展示に感じました。
まさに、考えるのではなく、感じる空間だったと思います。
岩田希さん、日浅佑美さん、この2つの才能が
今後も第2、第3のJIMANを見せてくれることを
みなさんも楽しみに待っていてくださいネ!

20100302-3.jpg
さて、本日からは新企画「駅と列車のある風景」が始まります。
最近、鉄道写真の撮影マナーについて
一部の行き過ぎたカメラマンの行為が取りざたされていますが、
もちろんアビィでの今回の企画はそういったものではありません。

20100302-2.jpg
子供の頃から利用していた近所の古い駅舎が
近代的な建築に建て替えられてちょっと寂しかったり、
長距離列車旅の途中に乗り換えたのがレトロな車両で
ちょっとテンションがあがったり・・・
そんな経験は誰しもがあると思います。

20100302-1.jpg
つまりこの企画は駅や列車の写真コレクションを
発表するという趣旨のものではなくて、
もっとも身近な交通機関として鉄道に接する私たちが
駅と列車のある風景に感じるそういった気持ちを
写真で表現してみようというコンセプトです。
当然ながら「鉄道があるから成り立つ風景」というのも
写真的に外せないテーマになってくると思います。

20100302-4.jpg
新しい企画展はどんな感じのものが集まるのか、
何度やってもハラハラドキドキするものですが
この企画も無事定番になってくれるといいな~!
日曜日までの開催となっております。
みなさん、お見逃しなく~!