1枚1枚を確かめる

まずは前開催「とってもピンボケ●3」が
日曜日で無事に終了致しました。
ご来場頂いたみなさま、ありがとうございます。
久々の少人数による展示でしたが
出展作品それぞれのピンボケに求めた意味が違っていて、
テーマを深く掘り下げてもらえた感じがします。
ピンボケにした色の濃淡で模様のように見る、
ピンボケにした写真の絵柄に感情を与える、
ピンボケにしてモノの大きさをあやふやにする、
ピンボケになった思い出を呼び起こす、、、
難しいテーマですので、年々少人数の展示になっているのですが、
今回の作品を観てなにかココロに残るものがあった方は、
ぜひぜひピンボケ写真を撮ったり残したりしてください!
さて、本日からは「手にとる写真展●4」がはじまります。
毎年恒例の企画です。おかげさまで4年目の開催となりました。

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ご覧のように、ギャラリーの壁には額もパネルもありません。

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そのかわり棚板がとりつけられていて、
そこに写真の束がドーンと積んであります。これが展示作品です。

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この束を手に取って、写真を1枚1枚観ていただくという
珍しいスタイルの写真展なんです。

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「手に取る事にどんな意味があるの?」と不思議に思う方もあるでしょう。
展示による表現の既成概念では「アウト!」な方法かもしれませんが、
そこから生まれる「新しい可能性」に気付いてもらえればと思います。
日曜日までの開催です。
観るのに少々お時間の掛かる展示ですので、
余裕を持ってギャラリーへお越し下さい。
お見逃しなく~!