吹雪手帖その78「しゃしんのあいだ展」のおしらせ

吹雪手帖その78
「しゃしんのあいだ展」のおしらせ
写真と写真のあいだにあるものは「人」
いろいろなギャラリーがあって、いろいろな作品があって、
その間にいる人と人が繋がって、
表現の世界がより深く広がっているのではないか?
そんな想いを込めて集まったギャラリーオーナーたちが
12月15日から20日まで、ナダール大阪にて開催される、
「しゃしんのあいだ」展で展示をします。
大木一範さん(gallery maggot 代表)
兒嶌秀憲さん(Gallery☆LimeLight 代表)
杉本征克さん(壹燈舎 代表)
吹雪大樹(ギャラリーアビィ 代表)
橋本大和さん(NADAR/OSAKAマネージャ)
林和美さん(NADAR 代表)
この6名による作品をぜひご覧ください!
僕も久々にナダールさんで展示します。
ご存知の方も多いと思いますが、もとはといえば、
僕自身もナダール出身の作家の一人です。
ナダールとの出会いがなければ、
ホルガ会もアビィも存在しなかったでしょう。
僕自身が今も写真を続けているかどうかさえ怪しい。
それほどに人生を変える出会いでした。
だから、ナダールは僕にとって特別な意味のある場所です。
そこで久々に展示をするということもあって、
いつもの自分の個展でもやらないような
大掛かりな展示物を作ってしまいました(笑)

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アビィはやはりかくあるべき、ということを
僕自らの展示物で再確認してみたいと感じています。
今回の展示物の内容そのものは、
僕の単なる開き直りかもしれませんが、
いま再び声を高らかに上げて、
突き進むことの始まり、あるいは決意でもあります。
そういうつもりで作りました。
なぜ撮るのか、なぜ見せたいのか、なぜ表現するのか・・・
作品として写っている物の内容は、
創る人それぞれで当然違ってきますし、
真理といえることも多くて1つか2つです。
しかしそれに到達するまでにどんなアプローチで挑むのか、
その方法はたくさんあってしかるべきです。
だからこそ、アビィなりの、アビィらしい道筋を
今回の作品から感じてもらえれば幸いです。
また、会期中のイベントとして12月17日・夜7時から
「しゃしんを見る会」が同じくナダールで行われます。
その名のとおり、写真を持ち寄って見る会ということで、
参加資格はとくにありません。
写真を撮ったら人に見せて話しをする、これはとても大事なことです。
そして人の写真を観ることも大事なことです。
写真をやっていくうえでどちらかが欠けても、成り立ちません。
まずは気軽に参加してみてください。
もちろん、僕も出席しますよ!
参加申し込みと詳細はこちら↓
http://blog.nadar.jp/index.php?itemid=783