ホルガで描く山と森の造形

まずは前開催「夕暮れイロ2」が
日曜日で無事に終了いたしました。
たくさんのご来場をいただきありがとうございます。
実に3ヶ月ぶりとなる企画展で、しかもテーマがテーマだけに、
かなりの力作が揃った見ごたえのある展示となりました。
目に心地よい色や光や空気感をお楽しみいただけたと思います。
写真の定番・マジックアワーの風景を
みなさんもぜひ写真に残してみてください!
面白いと思いますよ~!

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さて、本日からは矢島敏明個展「森の中へ」が始まります。
今回の作者名に聞き覚えのない方も多いかもしれませんが、
いつも企画展を賑わせていただいている「イルちゃん」と言えば
お判りいただける方がかなり多いのではないかと思います。
今回は個展ですので、ご本名での出展となっております(笑)
実は矢島さんは群馬県にお住まいなのですが、
これまでアビィ企画展に30回以上ご参加いただき、
2年前の初個展「太平洋を越えて」もアビィで開催いただいたほど、
とてもゆかりの深い作家さんでいらっしゃいます!
いつも「なんだかココロに引っかかる写真」を撮る矢島さん。
今回はご自身の写真の原点に立ち返って
「山」の写真にチャレンジしました。
一般的に山岳写真というと、大判カメラを担いで登山して、
とにかく気力も体力も財力も途方もなく必要なジャンル。
実は矢島さんもかつては山岳写真を楽しんでいたのですが
やがて自分のやりたい写真との隔絶を感じ、
山と写真から去ったというヒストリーがあるそうです。
その反動(?)がトイカメラで撮る現在のスタイルなのですが、
いまふたたび、自らがかつて決別した山の写真に、
なんと今度はホルガをひっさげて挑みます!

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山の中にいて山を撮らず、その森の中で出会う造形から山を描く。
・・・もはや哲学的とまでいえる、見ごたえのある写真が並びます。
難しいことは抜きにしても、心地よく、そして臨場感のある写真です。
森の情景音や神秘的な音楽と共にお楽しみください!
ちなみに作者の矢島さんは木曜日の14時から最終日まで在廊いたします。
いままで会ったことのない方、ぜひナマで矢島さんに会ってみてください!
きっと面白いお話しが直接聞けて楽しいと思います。
日曜日までの開催です。
みなさまのお越しをお待ちしております~!

ホルガで描く山と森の造形」への1件のフィードバック

  1. 皆様こんにちは(●´∀`●)/。出展者の矢島敏明です。本当木曜から在廊しています。ぜひともアビィへお越しくださいませ。よろしくお願いします。

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