不確かな世界を彩る

まずは前開催・OSAKA FILM PHOTO WEEK関連企画「中判フィルム写真展 vol.4」が日曜日で無事終了いたしました。会期中はたいへん沢山のご来場を頂きまして、誠にありがとうございました!

想像を超える価格高騰&品薄という困難な状況下での開催でしたが、それでも集まっていただいた12名の皆さんの作品はカメラのセッテイングからプリント・現像に至るまで強いこだわりを感じられる作品ばかり。それぞれの楽しみ方と努力や工夫が素晴らしかったです!

また、12作品中アナログプリントが7名というのもフィルム写真制作の現状としては大変貴重な機会となりOSAKA FILM PHOTO WEEKにふさわしい展示風景になりました。ご鑑賞いただいたお客様にも大いに参考になったと思います!

ということで!来年のOSAKA FILM PHOTO WEEKにどんなフィルム写真企画をぶつけるかじっくり考えておきます!皆様、お楽しみに~!

さて本日から企画グループ展「滲むイメージ●5」を開催いたします。2007年から連綿と続く手ブレ・ ピンボケ写真・光線モレ写真限定の企画です!

溶け出すような輪郭と揺らぐ色彩で新しい魅力を獲得した写真は「なにを写したのか?」という写真表現特有の問いかけを越えた世界を見せてくれます。

そして実はこんな写真こそが、もっとも「写真らしい写真」ではないかと思っています。そんな裏テーマも踏まえつつお楽しみ頂けますと幸いです!

日曜日までの開催となっております。心斎橋近辺にお出かけの際は、お時間ありましたら是非お立ち寄りください。