「絶景」とは何か

まずは前開催・岡本健一写真展「果報者」が日曜日で無事に終了いたしました。会期中はたくさんのご来場を頂き、皆様ありがとうございます!

「散歩家」と名乗り、街の風景を撮影し続ける岡本さん。強い美意識をもって撮影し、そこから選りすぐった16枚は「街の中の出来事」を撮っているのではなく、街そのものを純粋に「風景」として見つめた作品なのだと感じました。

「ドラマチックになりすぎないようニュートラルなトーンを目指した」という暗室手焼きプリントも見事な美しさで、丁寧な仕事ぶりからもこの作品に懸ける静かな情熱が伝わりましたね!

岡本さん独特のまなざしと距離感・・・観る者の思考を巧みにはぐらかせる不思議なチカラが岡本ワールドの魅力なのかもしれません!今後の新作も大きにご期待ください~!

さて本日から企画グループ展「絶景展」を開催いたします。まったく新しいテーマでの募集は今年これ一本だけとなっております!

「絶景」とは何かを世に問うチャレンジングな企画!単純に言葉通り受け止めればネイチャー系写真展になりそうですが・・・

その解釈は出展作家のみなさんの自由に任せましたので、予想通りアビィらしい感じの展示風景になっております。

感動とカオスが入り混じる、なかなか面白い展覧会になりましたよ!あなたの求める「絶景」がここにあるかも・・・!日曜日までの開催です。お見逃しなく!