遠くなる、ナツ

まずは前開催・門田麻緒写真展「TODAY」が日曜日で無事に終了いたしました。会期中ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございます!

今回は宮城県を何度も旅したなかで出会った人たちの笑顔がテーマ。昨年の個展と同じく、お話しをしながら笑いながら撮ったモノクロポートレイト。ブレて写った写真で「会話の弾む感じ」を表現するスタイルもすっかりお馴染みになりました。

旅先に選んだ宮城県は作者にとって全く縁もゆかりもない土地だったそうです。しかし写真を撮りながら何度も訪れることで想い出のある場所へと変化していきます。街も、風景も、そこにいる人たちも。その一日いちにちが「TODAY」なのだと感じます。

今後もこの作風でモノクロポートレイトを続けていきたいという門田さん。次はどんな人の笑顔を見せてもらえるでしょうか。門田さんの次回作にご期待ください!

さて本日から「ナツいろ●16」が始まります。毎年恒例、夏の終わりに観る「ナツ」がテーマの企画です。

昼間はまだちょっと暑いですが、入道雲も見なくなり、うるさいセミの声も途絶え、朝や夜は肌寒さすら感じます・・・夏は遠くなりましたね。

今年も様々な「ナツ」が集まりました。コロナ禍を反映したナツ、逆境にもめげず探したナツ、かつてあった夏らしいナツ…人の数だけ「ナツ」があります。

アビィでは引き続き感染対策を実施しつつ、いつもどおりのんびりとオープンしていますので、心斎橋近辺へ御用の際はぜひお立ち寄りください!