作家列伝2008/アマガエルさん・tomomiさん

*吹雪手帖その46~53において掲載した
 作家列伝2008をあらためてカテゴリ分けした記事です。
「ギャラリー・アビィ作家列伝2008」
 ~ アマガエルさん・tomomiさん ~
年の瀬が迫ってまいりました!
作家列伝、本日もお楽しみください!


○アマガエルさん

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「ソラリストの詩3」からアビィに参加いただいているアマガエルさん。
落ち着いた物腰で、でもひょうきんなところもありそうな、
なんだか味わい深い人物像が印象的な作家さんです。
– まずは簡単なプロフィールを

アマガエル・22歳です。
堺市の生まれ育ちです。

– そうなんですか~若いのに落ち着いてますよね~
 でも上のプロフィール写真は落ち着いてなくていいですね~
 写真歴はどれぐらい?

高3ぐらいからコンデジでチョコチョコ撮ってましたが、
一眼レフを持って本格的にハマったのは2年前です。

– 高校生の頃にコンデジ。。。世代の差が。。。汗。。。
 アビィ企画展に参加したキッカケは?

空が好きなので、空の写真展があると知った時
これなら出れるかな、と。(ソラリストの詩3に参加)

– 好きな撮影モチーフは何ですか?
 聞く前からだいたいわかるんですが(笑)
 

街、空、日常。
そして一番原点に感じるのは旅先で撮る写真です。

– いいですね!原点!
 よく使うカメラは?

OLYMPUS OM-1、FUJIFILM NATURA NS、
旅の時はコンデジも。

– OMは小型で使いやすいですよね。
 全般的に機動性重視の機材構成ですね。
 撮影モチーフにピッタリだと思います。
 では今期の自信作を1つ挙げて下さい

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「ソラリストの詩3」の作品ですかね~
朝早く起きたり、都会の雑踏に行ったり
撮影に苦労しました。(アマガエルさん)


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(吹雪注)僕はこっちも好きですね~
「ナツいろ3」の作品
まだお若いアマガエルさんですが、
30代の僕にも何か懐かしさを感じる
なんともいえない雰囲気がある写真を撮ります。
その人柄が醸し出す世界なのでしょうか。
いつも作品が楽しみな作家さんです。
アマガエルさんの作品に今後もご期待ください!


○tomomiさん

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かなりの割合でホルガの作品を出品いただいているtomomiさん。
僕が運営するホルガ会のメンバーで、すっかり長いおつきあいです。
今年もオールスターズに参戦していただきました!
-2回目の出場となりますが、今年の総括と来年の抱負を!

2008年はいろいろありました。
生活してる中でなかなか経験できないような出来事も
いろいろ経験したり・・・アビィでの企画展でも、
カラーネガからのモノクロプリント作品を展示した
「続々・黒白寫眞展覧会」や
写真に音楽をつけたフォトムービーを作成した
「アビィシネマPART2」など、
初めてのこともいろいろ体験出来ました。

– いろいろな事柄にチャレンジしていく姿勢は素晴らしいと思います。
 アビィをステージにした活動を通して、
 自分のキャパをどんどん広げてもらえたら、僕は嬉しいです。
 

今年の経験を生かして続けていきたいし、もっともっと幅も広げたい。
来年は写真表現の可能性をいろいろ試してみたいです。
真剣な作品も、雑貨的作品も、
アビィだからできること、っていろいろあると思うんです。
楽しみながらできるってことが、一番いいなぁって思います。

– アビィの真髄を語って頂きありがとうございます。
 そうなんです。そのためにアビィは存在します。
 これからもいろいろ楽しんで下さい!

そして、あたしの原点であるHOLGAでの夏の祭典「○ャ○○リー」も
また出せたらいいなぁ~なんて思ってます。
あくまで予定ですが・・・(笑)

– 僕も来年はホルガで個展やりますので、
 tomomiさんもぜひ!(笑)
 では、最後になりますが今期の自信作を挙げて下さい

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アビィシネマPART2の作品「Fine days」
自分が日常的に撮っているHOLGAのお気に入りの作品を
季節ごとに並べて、お友達に音楽をつけてもらった作品です(tomomiさん)

真摯に、ひたむきに、楽しく、健やかに、
tomomiさんの写真はいつもそんなイメージ。
日常や生活の写真って、魅力あるものを撮り続ける事は
実際には意外に難しい作業なのですが、
1枚1枚大事に写真を残してく感じに心打たれます。
ほんとに向上心のある作家さんです!
tomomiさんの作品に今後もご期待ください!


明日、いよいよ感動の最終回です!
お楽しみに~☆