奏でるように写真が集まる

まずは前開催・オオサカフィルムフォトウォーク連動企画「押し入れカメラ」が日曜日で無事に終了いたしました。会期中ご来場頂いた皆様、まことにありがとうございました~!

ほのぼのとしたエピソードもあれば、人生の悲哀を感じるエピソードもあり、家族や親類からカメラを譲り受けるということは、たんに道具としてのカメラだけではなく、そのカメラを携えていた人たちの物語も受け継ぐことになるのだなと感じました。

それと嬉しかったのは「私の所にも押し入れカメラがありました!」とカメラの動作確認をお願いされたり、実際に撮りながらご来場頂いたり、そういったお客様が何名かおられたことです。押し入れで眠っていた古いフィルムカメラが使ってもらえるキッカケになったようで、ほんとうによかったです。

毎年の恒例展示・・とするにはなかなか難しいテーマでしたが、いずれまた開催出来る時が来るかもしれません。あなたのおうちにも「押し入れカメラ」が眠っていませんか?ぜひ使ってあげてくださいね!

さて本日からグループ写真展「Arpeggio」が始まります。アビィ企画展でお馴染みの作家さんを中心とした4名によるグループ展です。

Arpeggio(アルペジオ)とは和音を単音ずつ鳴らす演奏方法のこと。音楽好きの4名が集まった展覧会にぴったりなタイトルです。

それぞれの展示テーマは様々ですが、音や音楽から着想を得て浮かび上がってくる感情や風景をビジュアルとして表しました。

奏でるように集まった写真たち。観る人にはどんな旋律となって届くでしょうか。日曜日までの開催です。よろしくお願い致します~!