仄かな希望を粒子に乗せて

まずは前開催「滲むイメージ●3」が日曜日で無事に終了いたしました。会期中ご来場頂いた皆様、まことにありがとうございました~!

今回から従来の手ぶれ・ピンボケ・光モレだけでなく、プリントの加工や画像処理など、様々な撮影・製作手法による「滲み」をOKとすることで、この企画テーマで魅せる世界のバリエーションが一気に広がった感じました!

パッと考えると「不鮮明な写真」と言うのは絵画に近づくように思いますが、「そのように写っている」という点では「もっとも写真らしい写真」ではないかと常々考えています。来年はどんな作品が集まるのか、今から楽しみです!


さて本日から秋の個展シーズンが始まります!

その第1弾はKei写真展「365日の光り -茶色い犬編-」を開催いたします!企画グループ展でお馴染み、Keiさんの初個展です。

シェルターで出会った茶色い犬、その名はギャンブル君。もう10歳になろうかという彼を迎えてから始まった新しい日々の生活風景を展示します。

けして我が家の愛犬自慢という内容ではなく、夫がいて茶色い犬がいて自分がいて生活があり光りがある。その様子を静かに見つめるまなざしに、仄かな決意を感じます。

過去2年間にわたりグループ展でたびたび取り組んできた作品です。あくまでも集大成ではなくこれからも続く物語。その「今」をご覧ください!

※作者在廊予定※
9月16日(水)13時~
9月19日(土)12時~
9月20日(日)12時~