*吹雪手帖その20~31において掲載した
作家列伝2007をあらためてカテゴリ分けした記事です。
「ギャラリー・アビィ作家列伝2007」
~ GAITOさん・かじやん♪さん ~
好評連載!?さっそく新着記事です!
お楽しみください~!
ギャラリー・アビィ作家列伝
(3)GAITOさん
昔、僕がナニワカメラでホルガ撮影会の講師をした時に
出会ったのがGAITOさんだ。
その後、ホルガ会にも加わっていただいて、
長~いお付き合いとなっている。
いま流行の「オトメ写真」の源流を行くのがGAITOさんである。
眼を凝らしてもほとんど判らないほどに真っ白な写真、
手書きでウネウネと書かれた題字、
とんでもなくチカラの抜けた作風が独特だ。
GAITOさんの作品に流れる「ユルさ」に癒されてしまう人はきっと多いはず。
しかしそれは決していい加減な姿勢で作品づくりをしているわけではなく、
明確なコンセプトと的確な技術力が組み合わさってこその世界観。
そうでなければ、これだけ印象に残る作品を残す事はできないだろう。
○おなまえ
GAITO
大阪府出身・堺市在住
○年齢
33歳
○写真歴は?
2002年頃から写真を始めました。
初めての展覧会は2003年のホルガエキスポ。
○作品づくりで心がけている事は?
中学生日記のような感じを。。。
しょうもないことだけど一生懸命頑張る、そんな感じ。
○よく使うカメラは?
ミノルタSR-101(一眼レフ)
○この1年間にアビィで発表した中での自信作は?
さくらイロ2の作品
タイトル:「春のバカ。」
年々、確かな進化を続ける作風。
そのたびにコンセプトは力強い物となり、
それと反比例するかのように
作品の見た目からはどんどんチカラが抜ける。
忘れがちになってしまう大切なことを
誰にでも判りやすい手法で思い出させてくれる
GAITOさんの作品にこれからも注目していきたいと思う。
今後の新作にご期待ください!
ギャラリー・アビィ作家列伝
(4)かじやん♪さん
メガネをかけてて、声が大きい女の人。
ああ、あの人か!(耳栓)
思い当たる人は大阪市の人口の32%にのぼると思う。
それぐらいアビィでは有名なかじやん♪さんの登場だ。
アビィがオープンして、2日目かそれぐらい、ほんとにスグの頃、
たまたま偶然ウッカリ、アビィに迷い込んでしまったのが運の尽き。
どこにでもいる?普通??のOLだったのに
企画展作家へ怒濤の転身・・・人生を狂わせてしまった。
僕のせいです、スンマセン(笑)
○おなまえ
かじやん♪
東京都出身・奈良県在住
○年齢
非公開☆
○写真歴は?
本格的に始めたのは2005年5月にアビィを知ってから。
ホルガとデジカメを買ったのもその頃。
○好きな被写体は?
団地
○よく使うカメラは?
トイカメラとデジタルカメラ
○この1年間にアビィで発表した中での自信作は?
ビバビバ☆撮影合宿展の作品
タイトル:「とある漁師町にて…」
とかく声のデカさで話題になるかじやん♪さんだが、
彼女が撮る作品はとても重厚で暗く、そして静かで繊細。
音が全く聞こえてこないような不思議な空気を写真に残す。
その世界観とキャラクターのギャップがまた、面白い人なのだ。
写真人生における基礎となるコンセプトが固まれば
かならずや有名作家になるであろう素質のある人である。
TVインタビューのさいは、ぜひ字幕だけでお願いしたい(笑)
とか書いてると、全然作風の違う写真を出してきそうで、
そういうところもまた、かじやん♪らしい。。。
今後の新作にご期待ください!
次回の記事もお楽しみに!
私と写真
年末ですねぇ。 私はと言いますと、ぼちぼちやってます。 写真の方は、11月に合宿…