路上に立ち、時代を残す

まずは前開催「ノスタルジィ展part2」が日曜日で無事に終了しました。
ノスタルジィを辞書で調べると「郷愁」と出てきます。
郷愁とは「故郷や昔の出来事を懐かしむ」こと。
単にレトロとか昭和とかだけでは済まなさそうな言葉です。
その一方で、初めて見た風景に懐かしさを感じたり、
何の関連もない色や光のカタチにさえ
思わぬ記憶を引き出されることもあります。
それはつまり、懐かしさと古さは決してイコールではなく、
記憶の扉を開ける鍵の形は人によって様々であり、
その様々な鍵穴が「作品」という形で集まったのだと感じました。
今の瞬間しか残すことが出来ない写真という性質が
実はノスタルジィという感覚に直結しているのかもしれませんね。
第3回目に向けて皆さんの考えをまた集められればと思います!

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さて本日から新企画「路上vol.1」が始まります。
ストリートスナップがテーマです。

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いま、街と人を撮ることは社会的認識の変化と共に
その是非を強く問われるジャンルになっています。

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この企画ではストリートスナップの原点に立ち返り、
「街と人を撮る事=時代を残す事」の面白さに迫りたいと思います。

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日曜日までの開催となっております。
みなさまのご来場をお待ちしております~!