闇を舞う光の粒子

まずは前開催・Paradise Architectsグループ展、
「わたしのすきなもの」が日曜日で無事に終了しました。
地震や豪雨の影響で落ち着かない2週間でしたが
たいへん沢山のご来場を頂きありがとうございます!
全国各地から集まった23名による作品は
組み写真での展示を中心に様々な角度から
自分の「好き」を提示するスタイルとなり
観客/作者ともに様々な発見がある展示になりましたね。
ひとくちに「すきなもの」と言っても
「私にはたった1つ、コレだけです!」と、
安易に決められないものだからこそ
シンプルなのに奥深いテーマとなり、
全体的にとてもよい効果を及ぼしたと思います。
また各週土曜日に行った「感想会」は
ポジティブな観点から考察を重ねる手法ながらも
たんに仲間内で褒めあうのとは全く異なり、
なかなか白熱した意見が飛び交う好イベントでした。
こういうところにもこのグループの志の高さが
表れていたのではないかと感じます。
Paradise Architectsとは「楽園建築家」という意味。
今度はどんな楽園を設計してくれるのでしょうか?
次なるグループ展が楽しみです!

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さて本日からギャラリーライムライト代表・兒嶌秀憲さんをお招きし、
個展「墓の上を誰かが歩いた」を7月15日まで開催します。

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兒嶌さんは夜な夜なカメラを担いで街を歩き、
様々なスタイルでの撮影・作品発表を精力的に行っておられます。

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今回はとある豪雨の深夜に水中カメラ「ニコノス」で撮影敢行!
全紙サイズに伸ばした12枚の銀塩モノクロプリントが展示されます。

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そこにあるのは夜の闇を舞う光の粒子!この迫力と美しさが圧倒的です。
皆様のご来場をお待ちしております~!