トイカメラによる写真表現を考える

まずは前開催・13周年記念特別展示「それぞれの制作」が
日曜日で無事に終了いたしました。
新企画の周年記念展、久々の2週間開催、37名による大量展示、
そして、展覧会カタログとも言える記念冊子の刊行など、
これまでに経験のない大プロジェクトとなりましたが
ほんとうに多くの方にお楽しみ頂ける展覧会となり、
関わって下さった皆様のご協力に御礼申し上げます!
狭いアビィにビッシリと並んだ37名の「今の取り組み」は
見事に内容バラバラで、似たような人は誰もいないのが興味深く、
けれど方向性としては2つか3つの軸の中に収まっている感じが
実にアビィらしい展示風景になったと思います。
ぶつかる個性、入り交じる混沌、しかしすべてが写真!
各々の作品が「次なる個展の小さな予告編」だと考えると、
ここからどんな作品が誕生していくのかとワクワクしますね!
市井の小さなギャラリーにこれだけの多様性が花開くとは、
13年前の開業時には思いもよりませんでした。
創る人、見る人の集まりこそがアビィのチカラであり、
アビィが今後もどんなキッカケを皆さんに渡し続けられるのか
目一杯頑張って考えていきたいと思います!
また、記念冊子のほうも大変好評で嬉しかったです!
SNS全盛のこの時代、タイムラインでも素晴らしい作品に会えますが、
掌のなかの「本」というカタチで作品と直接出会う強さに期待して、
実はモーレツにたくさん印刷しておりますので
会期終了後もアビィやその他アチコチでの配布を予定しています!
展示に間に合わなかった方々、遠方の皆さんも、
この冊子を見かけましたら是非お手にとってご覧ください~!
というわけで、最初の1回目からこの盛り上がりだったら、
来年以降もーどうなっちゃうの?っていうカンジですが、
そこは堅実に「それ作」の実績を積み上げていくのがアビィ的!
来年はアナタの作品も是非加わってください!
これからのアビィもよろしくお願い致します~!

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さて今週から14年目のギャラリー・アビィが始まります。
その一発目は毎年恒例の「トイカメラセッション2018」です。

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アビィの屋台骨ともいえるこの企画!
今年も12名の作家による様々なスタイルの作品が集まりました。

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トイカメラを使って写真表現をする事の面白さと難しさ。
それに悩み、それを楽しみ、いかに継続していくのか?

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それぞれの作家の「今の答え」が並ぶ展示風景だと感じます。
日曜日までの開催です。今週もお見逃しなく~!