心に残った町の表情を集める

まずは前開催・かしまる写真展「≒ヽ」が
日曜日で無事に終了致しました。
ご来場頂いた皆様、まことにありがとうございます。
2度目の個展となったかしまるさん。
今回も初個展に負けず劣らずの独特なビジュアルで
皆さんの目を楽しませ、そして驚かせてくれたと思います。
不完全に複製が繰り返され、変奏曲のように展開する世界。
いくつかのモチーフが重なり方を変えて組み合せ、
いっけん似ているけれど少しずつ変化していくその様子は
カメラ内合成やフォトショップのレイヤーワークを駆使し、
1年間かけて2000種類ほど作られた中からの選りすぐり。
次回の個展でもこの延長線上の世界がやってくるのか?
はたまた、まったく新しい世界が始まるのか?
みなさんも今後の作品にご期待ください~!

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さて本日から車音景仁写真展「この町を はなれて」が始まります。
企画展でお馴染みの車音さん、2度目の個展開催です。

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かつて高度経済成長期の日本各地に作られた住宅地。
作者は自分が生まれ育った町を訪れ、
まるでポートレイトのように、心に残った町の表情を撮りました。

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目を見張るような美しい景観でもなく、
ドラマチックな出来事があるわけでもなく、
とても静かで淡々とした写真ですが、心に染み入ります。

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また、個展にあわせ、私家版写真集も完成しました。
オフセット印刷、24ページ、1冊800円。
発行部数限定、最初の4冊にはオリジナルプリント付き!
ぜひお買い求め下さい~!

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日曜日までの開催です。作者は最終日に在廊予定です。
みなさまのご来場をお待ちしております~!