ギャラリー・アビィ作家列伝2014（その11）
○松本雄毅さん（初参戦／今期２回出展）
今年からアビィ出展中の松本さん。飄々とした風貌の作家さんですが、果たしてどんな方なのでしょうか！要注目！
ーまずは自己紹介をお願いします


松本雄毅です。３４歳。ずっと大阪です。
ー写真歴は？
期間としては15年ぐらいしてるんですけど・・・内容が薄いんですよね（笑）
大学生の時、写真部に入ったのが最初です。展示自体は部内の展示や、卒業後はＯＢ同士でのグループ展とか。
２６歳でリコーＧＲを買って、そこからよく撮るようになりました。３０歳の時に神戸のカフェで２ヶ月の日程で個展をしたんですが・・・知り合い以外からの感想がなくて、手応えが弱かった。それまでに撮った写真をまとめる機会になったこと自体はよかったんですけど、もの足らなくて。
ーアビィに参加し始めたキッカケは？
それで、2012年に十三のブルームギャラリーでポートフォリオ＋壁面展示の企画展に参加したとき、吹雪さんから感想シートを頂いて。
ーそうです、僕も覚えていますよ。黒い表紙だけの本を出してる人が多い中で、松本さんのは本の装丁から題字のロゴまでちゃんとデザインしてあって、なかなかセンスのいい人だと思いました。
ありがとうございます。仕事でそういうのをしてるんで頑張ってみました。実は以前はアビィの近くに職場があって、それまでに何回か展示を見に伺った事もあったんです。そのギャラリーの人から感想があって驚いたんですよ～
ーえ？そうなんですか！それは全然気付いてなかったです。毎年このインタビューをしてますけど、僕が認識し始めるずっと前から来てましたけどってハナシを伺って驚く事が多いです（笑）
さて、松本さんはけっこうフィルムカメラ派ってイメージですが。
そうなんです。リコーGR、ペンタックスMZ-3がメインカメラです。フィルム中心ですね。けど、トイデジのVQもたまに使います。
ー好きな撮影モチーフやスタイルは？
街とか自分の周囲とか、知らない場所へ散歩がてら、そんな時に撮ってます。出会った物を拾うように撮る、というんですかね。花を撮ってても花を見せたいわけじゃない、そういう写真の集合体です。なので、いいなと思える写真の増えるペースが遅いんですよね。
ーそれでは今年の出展作品からお気に入りを１つ！
「でかフォト●８」の作品です。


「she」
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それでは、松本さんの出展作品にご期待ください！