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吹雪手帖その138「2013年個展への道(1)」
Date : 2013/03/30 Sat

吹雪手帖その138
「2013年個展への道(1)」

ギャラリー・アビィ代表/吹雪大樹が
個展開催を志す方々の参考になればと、
自らの個展開催へ至る苦悩と作業の日々を綴る
「個展への道」シリーズ!

いつもなら年明けからドシドシ連載してるんですが
今年は何かと忙しくて、書くのがすっかり遅れました!

というのも、4月と5月に個展開催という
クレイジーなスケジュールを組んでしまったから!(笑)

まずは4月の個展のコトから書いてみますヨ!

吹雪大樹写真展
「時の流れのどこかで」
2013.4.2〜4.14 / Kobe 819 Gallery
(ギャラリーHPでの展示情報はこちら

おっと、この個展タイトル、どこかで見た事が・・・

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そうです!
昨年11月に開催した東京個展の巡回展として、
Kobe 819 Galleryで開催させていただく機会を得ました!

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Kobe 819 Galleryは南船場写真ギャラリーの老舗である
Nadar大阪の最初期のスタッフとして活躍した
野元大意さんが昨年11月にオープンさせたばかりのギャラリー。

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神戸元町のレトロなビルにひっそり佇むステキな空間です!

オープン後からの連続特別企画展と公募展の狭間の2週間に、
個展のオファーをいただきまして、それならば!と、
「時の流れのどこかで」の開催をお願いしました。

元々はアビィで2011年に発表した個展3部作の再構成ですので、
根本となる展示自体をご覧になっている方は多いわけですが
そこから新たによりすぐられた22枚の世界は
まったく新しいものだと思いますので
関西の皆様にも是非ご覧頂く機会を作りたい!

そう思っていた矢先のオファーでしたので
5月の新作個展も控えて準備がハードになるのは目に見えていましたが
迷う事なくお返事させて頂きました!!(笑)

といっても、いちどカタチになっている展示ですから
準備もカンタンじゃないですか〜?
・・・ってのは大間違い!

ギャラリーの壁面の造り自体が変わりますから
額縁の大きさや並び順も場所に合わせて変えなければなりません。
どの写真を展示するかというのが決まっているだけで
ほとんどイチから作り直しに近い作業なのです!!

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東京の個展を開催したクロスロードギャラリーさん
おおよそ5つの壁面で展示順を考えましたが
Kobe 819 Galleryは長い2面+短い1面という感じ。

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東京個展の時にも使った見本プリントを引っ張り出して、
おおまかに並びを入れた配置図を検討します。

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実際に写真が並んだ室内の雰囲気を想像しやすいように
見本プリントを並べた輪の中に自分も入って妄想中。。。笑

額縁の大きさは壁面の都合で東京の時よりも1周り小さくなるので
プリントとマットを新たに作り直してマウントしていきます。

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ちなみに今回お借りする額縁は
東京個展を開催したクロスロードギャラリーさんの本店である、
ルーニィ247フォトグラフィーさんから御協賛をいただきました!
代表の篠原さん、ディレクターの杉守さん、ありがとうございます!

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展示物の用意ができたので、
あとは販売用の写真集や感想ノート、
設営作業に必要なアレコレを揃えて準備完了!!

さいきん、あんまりお酒飲んでないんですけど
ホタテの酢ミソでちょっとお祝い(笑)

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会期中のイベントとしましては、
4月5日(金)午後7時からレセプションパーティー、
4月13日(土)午前10時30分からトークショーを開催!
パーティーは参加自由ですが、トークショーは予約制ですので
事前にKobe 819 Galleryへお申し込みをお願いします!

てなわけで、4月1日月曜日に神戸で設営してきます!!
この個展が終わって2週間したら5月はアビィで新作個展です!!
我ながら無茶なスケジュールですが、張り切っていきますよー!!(笑)
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