<< なんば経済新聞にて手にとる写真展掲載 :: main :: 視覚を超える、夜の世界 >>
写真の王道を観る
Date : 2010/02/09 Tue

まずは前開催「手にとる写真展●4」が
日曜日で無事に終了しました。
会期中ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。

展示の内容をよくご存知にならず、通りがかりで来た方の中には、
棚に乗ったプリントの束そのものを眺められていたり、
「これ触ってもいいんですか?」と思わず尋ねて頂いたり、
壁に貼らずに手にとって観るという驚きを知ってもらえました。

出展作品それぞれも、細かい工夫が凝らされていました。
トレーシングペーパーに印刷された写真を重ね合わせて
新しい構図や色の混じり具合を楽しめたり、
分割された1枚の写真をパズルのように組み合わせたり、
手で触れると撮影場所の情景音が再生されたり、
大きなパノラマプリントの存在感を楽しんだり、
大型フイルムの解像力を虫眼鏡で観察したり、
1枚1枚めくることを時間軸に置き換えて表現したり、
ストレートに1枚1枚の写真を見せていって、
現像に出した写真をお店へ取りに行くときの
ワクワクした気分を思い出させてくれたり・・・

「手にとって観る」というコンセプトを
深く掘り下げていただいた秀作揃いの展示でした!
出展作家のみなさん、ありがとうございます!

20100209-1.jpg

さて、本日からは「ひとフォト●2」が始まります。
写真の王道といわれる人物写真(ポートレイト)の展示です。

20100209-2.jpg

写真は人物に始まり、人物に終わるとも言われています。
ポートレイトは古来から多くの作家が取り組むモチーフ。
写真の中でもっとも面白くて、もっとも奥が深くて、
そしてもっとも難しい・・・だから撮り応えがあるわけです。

20100209-3.jpg

「ひとフォト」では、カメラマンと被写体が、
撮る・撮られるの関係でキッチリ向き合っているポートレイトを
展示作品のコンセプトとしています。

モデルさんと、友人と、恋人と、家族と、
そして時には自分自身と・・・!

それぞれのポートレイトから、
カメラマンと被写体の関係性を感じ取ってください。

20100209-4.jpg

日曜日までの開催となっております。
みなさまのお越しをお待ちしております〜!
展覧会のこと
<< なんば経済新聞にて手にとる写真展掲載 :: main :: 視覚を超える、夜の世界 >>
Comments
Comment Form
Trackbacks