ヴェネツィアの写真をモノクロ現像していると、色が無いのに色彩を感じることがある。
華やかな風景とお祭りのせいか、白黒なのに鮮やかな、相反するようで矛盾しない彩り。
それは現地で写真を撮った時の記憶だったり、自分自身の想像力による補完だったりするのだろう。
これまでに何度かカラーのヴェネツィアを展示してきたが、今回モノクローム展示とすることで、どのような彩りを見た人は想像するのだろうか？
白と黒が織りなすヴェネツィア世界のひと時をお楽しみください。


●展示写真について
カラーインクジェットプリント1 6 点（ A 3 ノビサイズ）を展示予定。作品販売あり。

●作者について
カジマ ヒロ
かつて訪れたイタリア、ヴェネツィアの光景に感銘を受け、写真家を志す。国内外での個展・グループ展多数出品。

〇これまでの個展
2016年12月「残光」（大阪・ギャラリー・アビィ）
2017年5月「残光 Rev.2」（京都・同時代ギャラリー）
2017年12月 「幻像」（大阪・ギャラリー・アビィ）
2018年9月「撮風景／残光」（大阪・Gallery×Cafe GACA）
2018年12月 「化身」（大阪・ギャラリー・アビィ）
2019年5月「ROMA」（大阪・Gallery×Cafe GACA）
2019年10月「Prega, prega」（ヴェネツィア・Kokonton Gallery）



●会場風景