野中ひとみ写真展
糸引き飴

2019年11月20日(水)〜11月24日(日)
12:00〜19:30 / 入場無料 / 月火休廊


写真に浮かぶ空想を刺繍してみた。

通した糸をまっすぐ引っ張って
揃うように整えて
裏からも引っ張ったりして
ピンと張るように。

そしたら、写真の光景がザワザワと動き出し
糸がクルクル踊り出すように感じた。

ふと、子どもの頃、駄菓子屋で
いちご飴の糸を引いたときのことを思い出した。
あの頃はいつも
こうなったらいいなとか、どうしようとか
期待や不安を胸に
世界はきっと面白いんだぞって
ドキドキ・ワクワクしていたんだ。

甘やかで力強い自分が
ぐるりと回って戻ってきたような気がして
未来に向かう気持ちを込めながら
新しい糸を繋げてみた。


●展示写真について
写真印画紙に直接刺繍を施した作品。A4サイズを中心にA3サイズやB2サイズを含む23枚前後を展示予定。
写真の内容は作者の生活風景の中で出会った様々な光景をモノクロフィルムで撮影したもの。カメラはLOMO LC-A+を使用しています。

●作者について
野中ひとみ
(のなかひとみ)
2011年から展示活動を始める。2013年から使い始めたLOMO LC-A+(ロモグラフィー製・フィルムカメラ)の魅力にはまり、メインカメラとなる。

○個展など
『ふしぎな記憶』2015年ギャラリー・オマージュ
『サイコロキャラメル』2017年ギャラリー・アビィ
『UNKNOWN ASIA 2018』ブース出展に選出される。
そのほか大阪各地や東京のギャラリーでグループ展参加多数。



●会場風景








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