大山幸路写真展
波紋の棲みか
2015年12月2日(水)〜12月6日(日)
12:00〜19:30 / 入場無料 / 月火休廊
静かな水面におきた小さな波紋が跳ね返り、交差し合いながらどんどん拡がっていくように、人もモノも石も草も風景も、この世でお互い関係性を持ちながら、現在過去未来を波紋のように拡がっていくのだと感じます。
そんな波紋が幾重にも交差する中で、私もひとつの波紋となってカメラのシャッターを切り、空間的な波紋と時間的な波紋の交わる一瞬を写しているのです。
波紋たちはぐるぐる回りながら、いつか波紋の棲みかにたどり着くのでしょう。それはきっと様々なモノの魂が帰る場所なのかもしれません。
生まれては広がり、交わっては返ってくる、波紋の棲みか。
(作者より)
●展示写真について
自然の造形物や人工物をモチーフにしてフィルムカメラをメインに様々なカメラで撮影した写真を和紙にプリントし、独特のノスタルジィ感を表現します。A3・A4サイズにて23点展示予定。
●作者プロフィール
大山幸路(おおやまさちろ)愛知県生まれ/愛知県在住・男性
写真とカメラと展示と酒。
3年前、ある写真展に衝撃を受け、写真展示の世界に飛び込む。2013年1月、大阪のギャラリー・アビィにて初展示。以降、大阪を中心に、滋賀、東京、名古屋で展示活動を続けている。2013年7月、滋賀県長浜市で初の個展を開催。翌2014年11月、同じく長浜市で2度目の個展。クラシックカメラ・トイカメラを中心に、様々なカメラを愛用している。
●会場風景