高倉俊明写真展
「にび色の町」
2013.11.13 -11.17 / PM12:00 - PM7:30


私の住む町、名張。

かつてはにぎわいがあったこの町も、今ではさびれた町となった。

古めかしい看板、雨にぬれた地面、錆びたトタン、昭和を感じる街路灯…

人通りも少なく建物も古くなったこの町に、もう一度輝きを見つけたいと思った。

にび色とは、濃い灰色のこと。

観光名所を撮ったわけでも、歴史ある建造物を撮っているわけでもないけれど、なにか鈍く輝く町の風景をお楽しみください。



●展示作品について

作者が住む三重県名張市で撮影した町並のスナップ写真。地元の人は見向きもしないような古びた町の中で作者が見つけた、何とも言えない懐かしさや不思議さを感じる味わい深い風景。デジタル及びフィルム作品あわせて16点を展示。


●作者について

高倉俊明
 昭和49年生まれ・三重県名張市在住

2008年の秋にデジタル一眼レフを購入して本格的に写真を始める。当初は自然風景を中心に撮っていたが、最近では古い町並みなどのスナップ写真を撮り、2010年から大阪南船場などのギャラリーで年間約10回公募展に出展している。



(会場風景)