伸之助写真展
「惑星アンチクトン」


2011.10.4 -10.9
PM12:00 - PM7:00

古代ギリシャの昔から、太陽の裏側にあって常に地球からは見えない「アンチクトン(反地球)」という惑星の事が信じられていました。
現在、その存在は否定されていますが、もしもアンチクトンがあるとすれば、そこは地球にすごく似通っているけども何かが違う異世界なのかもしれません。
今回の展示はそんな惑星の世界のイメージを「カラー赤外線写真」と言う方法で表現しました。カラー赤外線写真による不思議な色彩の世界が、実は違う惑星で撮影されたものではないかと想像すると面白いかもしれません。どうぞご高覧下さい。

(作者より)


●展示作品と使用カメラについて
作者が長年取り組んでいる「赤外線デジタルカメラ」による写真展示です。本来なら赤外線写真は可視光線外の光で写し撮るため色彩がない世界なのですが、今回の個展作品では可視光線も少しだけ取り入れて撮影した赤外線写真に特殊な画像処理を施すことで、赤外線を反射する部分が鮮やかな青色や金色に輝く「カラー赤外線写真」という方法を用い、摩訶不思議な光景を表します。インクジェットプリント20点を展示予定です。


●パーティーのお知らせ
10月7日(金)19時からギャラリーにて個展パーティーを開催いたします。参加無料・予約不要・一品持ち寄り制といたしますので、飲み物や食べ物を持って、どなた様でもお集まりください。


●作者プロフィール

伸之助/1967年生まれ/大阪市在

大学生の頃から写真制作に取り組む。現在は、デジタル撮影による赤外線写真の面白さを広めるべく、ブログや写真展で精力的に発表を続けている。グループ展・企画展参加多数。

(作者ブログ)
赤外線写真の不思議な世界 http://shin2627.exblog.jp/

○個展
2009年「白い森の物語」(NADAR/OSAKA)
2010年「常世の国の世界」(ギャラリー・アビィ)


(会場風景)